すっかり春めいてきた日、暖かな陽ざしの中、石巻のお墓参りに行ってきました。
コロナ感染予防のマスクの着脱も自由になり、心もウキウキという感じのドライブとなりました。
途中、鶴巣、大郷あたりの農業地帯を通ると、一面田畑が耕されて綺麗な茶色が広がっています。
今年も春が順調に進んでいるという気がします。
風もなく気持ち良くお墓参りを済ませた後、「上品の郷(じょうぼんのさと)」に行きました。
遅い昼食をとることにしました。
前回訪れたのは平成の時、コロナ禍の前町内会の被災地ツアーの時です。
その時は、食堂はバイキング形式で料理の品数も豊富で随分賑やかでしたが、今日は3時頃とあってゆったりです。
料理も決まったものになり食券販売機で購入するようになっていました。面白いのは、食券を買った時点で調理場に連絡が行き調理が始まるということです。できた時点でアナウンスで番号が呼ばれ受け取りに行くのです。便利なシステムです。
種類は一般的なものからちょっと独特なものまで。石巻焼きそばもありました。ソフトクリームは何種類かありました。
とにかくゆったりと憩い窓の外の景色を眺めながら、12年前の東日本大震災直後のことを思い出しました。
この道は追波川のそばで、もっと進むと大川小学校に繋がる道です。
12年前大須の支援に通った道です。
食事をここでとったこともありました。
ここには宮城県で唯一の温泉保養施設があります。当時被災した人なども温泉にきていました。ありがたい温泉だったと思います。
今でも、もちろん非日常の癒しと安らぎの空間となっていることと思います。
さて、食事も終わり、実家へもどろうと食堂をでると、脇にはいろいろなお店がありました。
「いしかわ」はコーヒーのお店です。
どんぐりさん、いつかこのコーヒーのことを話してましたっけ?
こだわりのコーヒーのようですね。注文してみました。手動でドリップして淹れます。
熱々のままいただいてみると、とても美味しいです。雑味がなくピュアなスッキリした味わいです。値段は400円。これならまた飲みたくなります。華麗な味です。
ワンドリップッコーヒー180円の表示があります。コーヒーの名前がいろいろあります。ワンドリップコーヒーには「松島」もあるような...。セットには「女川」「石巻」「宮城」「伊達」。「支倉」「幸福」「女川」。それぞれ530円。その他にも組み合わせはあるのかな?
コーヒー豆はもちろん、「コーヒー羊羹」「コーヒーナッツ」もあります。珍しいです。いろいろ工夫しているんですね。因みに初めの写真はコーヒーソフトクリームです。これはどんな味でしょうか?興味あります。
「いしかわのコーヒー」のことだけでいっぱい?になったので、その他のお店のことは次回に!
出かけたのは、3月20日です。そして、翌日21日春分の日はWBCの野球の準決勝の試合がありました。
メキシコとの試合で、もう日本の負ける可能性も浮かび始めていた時、「村上様」の2ランヒットで劇的なさよなら勝ちとなりました。二重の意味の劇的さに本当にビックリ!!勝ったことはもちろんですが試合を決めたのがそれまで期待に反してなりを潜めていたようになっていた村上選手の一発だったことが日本中を歓喜させました。すごいドラマです。WBC野球で「事実は小説より(現代なら漫画より といいう感じですか...)奇なり」を実現したような一日でした。
とっても興奮して、さらに良い気持ちになりました。
でも、品数が増えましたね。町によってどんなイメージの味がするのかしら、興味深いです。
WBCはサムライジャパンが勝ちました! 繰り返し放映される勝った瞬間の選手たちの様子!何度見ても気持ちがいいですね。
昔、登山した時、頂上で友達がコッフェルで淹れたコーヒーをいただいたことがありましたが、海?松林?でいただくのも美味しいかも...