先日、山の仲間が他界した。最近私よりも年齢の若い人が先に逝く、世の無常を感じる・・・・
死因は癌、癌の初期手術で治癒したと聞いていたが、進行が早くリンパへ転移、帰らぬ人となって
しまった。現代の医学ではまだ未開拓の部分があるのか?早期発見よりも予防しかない・・・・・・・・・
会葬御礼の一節を掲載します
どこまでも澄み渡る青空、遥かに見える雄大な山並み・・・
額に汗し、一歩一歩足を踏みしめて頂上まで達した時、母は何を感じ、
その瞳にはどんな美しい景色が映っていたのだろうか。いそいそと山登りに
出掛けては、親しいお仲間と自然を満喫していた様子がよみがえります。
緑が芽吹き、花が咲き・・・季節が移ろう中、山はさまざまに表情を
変えますので、大好きなカメラを片手に写真の撮り甲斐もあったのだろうと思います。
そんな母の活動的な人柄が良きご縁をたぐり寄せたのでしょう。
登山のグループをはじめ、多くの方々から慕われ、ともに喜びを
分かち合えた母は、皆様方との出逢いに感謝しつつ満ち足りて瞼を
閉じたに違いありません。別れを惜しむ気持ちは言葉になりませんが、
姿が見えなくても心は繋がったままだと信じております。 ~子供一同
・・ 合掌 ・・