腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

日曜日の職場にて

2010年05月24日 23時54分37秒 | 日記
 先週日曜日、子供の運動会の帰りに、職場に寄った。
 日曜日の夕方であるため、ほとんど誰もいない。

 こちらでは、週末に仕事をする人はとても少ない。平日でも夜遅くまで仕事をしているのは、日本人か、たまにアジア系の人がいるぐらいの印象である。もちろん、他のフロアには、自然発生的にポスドク間に競争原理が働き不夜城の研究室もあるが、ここではそのような研究室は少数のようである。幸い今の職場は、日本でときどき(?)聞くような、性格のひねくれた研究者が、本来関係のないはずの他の研究者のことをとやかく詮索するような陰湿な空気はほとんど感じられない。
 
 我々日本人の多くは英語が苦手なため、一つ一つのことに時間がかかってしまうのかもしれないが、それにしてもこちらの人間は仕事が早い(荒い!?)。毎日夕方5時から6時には、みんなさっさと帰途につく。
 オンとオフのメリハリのつけ方はこちらの人間のほうがはるかに上手なのである。

 
 これはチャンスとばかり、職場(研究室)の様子を写真に収めてみた。
 写真奥は、職場の窓から見えるマンハッタンアッパーイーストエリア。
 写真右手は、先月新たにやってきた最大同時に16色染色可能なフローサイトメーター。