腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

Japan day at Central Park

2010年06月08日 15時24分53秒 | 日記
 6月6日の日曜日、セントラルパークのEast Meadowで、「Japan day」という2007年から年に一回開催される日本文化をニューヨークの人々に紹介するというイベントがあった。日本の夏祭りといった様相である。
 
 近年減少傾向にあるものの、ニューヨーク近郊には現在も5万人弱の日本人が住んでいるそうである。この日も多くの日本人と現地の方々が集まった。昨年の同イベントには45000人もの人々が集まったそうで、見た感じでは今年もおそらく数万人の人々が集まったのではないだろうか。
 
 会場に行ってで初めて知ったのだが、今年は日本のサムライ一行がアメリカを訪問して150周年に当たるとのことである。当時のアメリカ訪問団を模した行列が、領事の方や女性タレント(以前より随分ふっくらした印象)も参加して再現された。
 
 原則無料で、日本文化(折り紙、書道、太鼓、けん玉、駒まわし、ヨーヨーつり等)の体験コーナー、日本の食べもの(すし、うどん、せんべい、お茶等)が配布され、キティーちゃんの着ぐるみも登場したりと子供たちは楽しんでくれたようである。

 中央ステージではバンド演奏や歌手のパフォーマンスも行われた。
 最初に登場したTHE RICECOOKERSという若手バンドは演奏自体はとてもよかったのであるが、ギタリストが最後のほうに見せたギミックに走ったギターソロだけが少し興ざめであった。おそらく彼らの曲調から判断するに、彼らに多少なりとも影響を与えたと思われる、解散してしまった「Sound Garden」というバンドでは、ギタープレイは、あくまで曲の流れに沿った自然なものであった。また、いらんことを言ってしまった。
 ニューヨークを活動拠点に置く彼らの今後の活躍に期待したい。

 トリとして渡辺貞夫さんのバンド登場して、年齢を全く感じさせない正確で力強いパフォーマンスが披露された。今もって恰好いい人である。