腫瘍内科医一家のニューヨーク滞在記

ニューヨーク研究留学中での出来事を感想を交えてメモ代わりにつづります。

テレビ時代の終焉が近づいて来ているのでは?

2011年08月25日 09時09分32秒 | 日記

 突然の島田紳助さんの電撃引退会見驚きはしたが、会見での内容は、噂でよく聞いていたレベルのもので何も驚きはなかった。彼以外にもその手の筋の人たちと交際をしている芸能人が数多く存在していると多くの人が感じているはずである。事の真相は、徐々に明らかになるのであろうが、伝え聞くところによると連日連夜このニュースが手を変え品を変え報道されているようである。「しょっぱい」プロレスみたいで、誰かがつまらない筋書きを書いていると感じられてならない。

 マスコミのメインの仕事は、芸能人を追いかける事ではない。一芸能人のニュースのスクープを狙うぐらいなら、次の我が国の代表を決める与党の代表選の各立候補者の思想、政策等を深く掘り下げて報道していただきたいと思う。我々国民が、為政者のことを正確に知らないと正しい判断ができないはず。マスコミが本来の使命を自覚されているのなら、少なくとも島田紳助さんの報道が今のトップニュースではないことは自明である。報道に筋書きなどいらない。リアルタイムで、「真実」を報道すべきである。国の大事な情報を「間引き」して、既成事実を作って国民を誘導するような報道はいただけない。主権者たる国民が自分自身で未来を決めるよう、国民の自立を促すのがマスコミの仕事のはず。「啓蒙」ってそういう事ではないのか。

 公共の電波をもちいて、品性、知性のかけらもない、くだらないバラエティ番組ばかりを委託制作して流し続けるテレビ局の必要性は今後徐々になくなっていくことだけは間違いないだろう。

 個人的な好き嫌いは別として、彼は間違いなく頭が良い人だと思うので、テレビなどに出なくても、何をやっても生きていけるであろう。80年代につっぱり漫才を初めて以後、チンピラ?を経て、たぐいまれな話術の才を持って、この世界の「親分」にまでなったぐらいだから。。。

 最近ほとんど見なくなったが、テレビはつまらないし信用できない。新聞も?のつく報道が多い。