知人からのお誘いで、霞が関某省から某所に出向されNY在住の方とお話しする機会に恵まれた。プライバシーのこともありこのような書き方でご勘弁いただきたい。
やはり55年体制以降、官僚の方々が実質日本を動かしてきたのは間違いないし、少なくとも、政治家の方々よりは各省庁の仕事自体の知識は間違いなくあることは誰もが感じていることであろう。リーダーたる政治家に強く求められるのは、上がってくる情報をいかに取捨選択していくかの「決断力」「センス」なのだと改めて認識。このことは、スケールは違えど、われわれのような一般社会にも当てはまるものである。
我が国の現状と将来、そして主権問題等について、厚かましくもいろいと質問させていただいたが、もちろんあくまで私人としての立場ではあるが、我々一般の日本国民の期待と合致する「良心」を感じることができた。そして、現状を変えなければならないという「既得権益」にとらわれない「柔軟」な考えの方も霞が関には少なからずおられることもわかり少しうれしい気持ちになった。
ただ、近年、マスコミが恣意的に情報操作をしていると感づいていたが、そのことは紛れもない事実であると確信した。このことは、もっと主権者たる一般国民に認知されるべきであろう。
私は、政治家になりたいと臆面もなく語るいまどき珍しい若者を一人知っているが、彼が望めばNY生活で得た貴重な知見を日本に帰った時にいろいろと話してあげたい。