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職場にインド出身の人が多いことは以前書いた。
我々の研究グループにも3人のインド人テクニシャンがいる。そのうち、一人は夫のMBA取得のためにアメリカに滞在していており、彼女も本国では医師である。話をすると、相当世界の情勢を把握していることがわかり驚かされる。もちろん、日本のこともよく知っている。ちなみに、彼女の夫は日本製品の大ファンで、パソコンはソニーのバイオ、カメラはキャノン、車はホンダ車とのこと。これで車がトヨタのクラウンなら日本のおやじの三種の神器(!?)となんら変わらないではないか。(笑)おっと、パソコンはレッツノートとすべきか!また、いらんことをいってしまった。失礼。
アメリカの医師の40%程度(今ではもっと多いか)がインド人によって占められているときき非常に驚いた。マンハッタンで開業しているインド人医師から、マンハッタンではユダヤ系の医師が非常に多いため比率は下がるものの、それでも医師の15%程度がインド系の人であると直接伺った。たしかに自分の職場でも、とくに外科系の若手医師にインド人らしき顔立ちの人が多くいる。
少し関心がでたためWikipediaでインドのことを検索してみると、NASAの科学者の36%、マイクロソフトの従業員の34%、IBMの従業員の28%、インテルの17%、ゼロックスの13%がインド系アメリカ人で占められ、彼らはアメリカのITの中枢を担っているためシリコンバレーに多く住んでいるとのことである。
一般教養のある方にとっては当たり前なのかもしれないが、浅学の自分にとってはこれらの数字は非常に衝撃的であった。アメリカ、とくにニューヨークは「melting pot」、「Big Apple」などと言われるが、たしかに今や白人だけが主役とは言えなくなってきている様相である。ヒスパニック系の人たちの台頭については、以前からニュース等では聞いてはいたが、中国系・インド系のアジア系出身者の台頭は想像していた以上にすさまじいものを感じる。
日本の文科省が、小学生にも英語教育を導入するらしいが、今から英語教育を重視して国際交流の推進などと考えているとすれば、F1でいうところの周回遅れではないだろうか。彼らは歴史的背景から幼少のころから英語を使用し、必要に迫られてアメリカに活路を見出したのであり、我々日本人とは状況がことなる。
あくまで私見ではあるが、我が国の教育上、本当に強化すべきことは、はたして会話力を主体とした英語教育なのだろうか。小学生の子供を持つ身として何か釈然としない。
写真は、春と迎えたセントラルパークのThe mallである。
我々の研究グループにも3人のインド人テクニシャンがいる。そのうち、一人は夫のMBA取得のためにアメリカに滞在していており、彼女も本国では医師である。話をすると、相当世界の情勢を把握していることがわかり驚かされる。もちろん、日本のこともよく知っている。ちなみに、彼女の夫は日本製品の大ファンで、パソコンはソニーのバイオ、カメラはキャノン、車はホンダ車とのこと。これで車がトヨタのクラウンなら日本のおやじの三種の神器(!?)となんら変わらないではないか。(笑)おっと、パソコンはレッツノートとすべきか!また、いらんことをいってしまった。失礼。
アメリカの医師の40%程度(今ではもっと多いか)がインド人によって占められているときき非常に驚いた。マンハッタンで開業しているインド人医師から、マンハッタンではユダヤ系の医師が非常に多いため比率は下がるものの、それでも医師の15%程度がインド系の人であると直接伺った。たしかに自分の職場でも、とくに外科系の若手医師にインド人らしき顔立ちの人が多くいる。
少し関心がでたためWikipediaでインドのことを検索してみると、NASAの科学者の36%、マイクロソフトの従業員の34%、IBMの従業員の28%、インテルの17%、ゼロックスの13%がインド系アメリカ人で占められ、彼らはアメリカのITの中枢を担っているためシリコンバレーに多く住んでいるとのことである。
一般教養のある方にとっては当たり前なのかもしれないが、浅学の自分にとってはこれらの数字は非常に衝撃的であった。アメリカ、とくにニューヨークは「melting pot」、「Big Apple」などと言われるが、たしかに今や白人だけが主役とは言えなくなってきている様相である。ヒスパニック系の人たちの台頭については、以前からニュース等では聞いてはいたが、中国系・インド系のアジア系出身者の台頭は想像していた以上にすさまじいものを感じる。
日本の文科省が、小学生にも英語教育を導入するらしいが、今から英語教育を重視して国際交流の推進などと考えているとすれば、F1でいうところの周回遅れではないだろうか。彼らは歴史的背景から幼少のころから英語を使用し、必要に迫られてアメリカに活路を見出したのであり、我々日本人とは状況がことなる。
あくまで私見ではあるが、我が国の教育上、本当に強化すべきことは、はたして会話力を主体とした英語教育なのだろうか。小学生の子供を持つ身として何か釈然としない。
写真は、春と迎えたセントラルパークのThe mallである。
勉強したとしても仕事がない、あるいは食べるに困るのでは、勉強する子供がいなくなってしまうのではないかと思います。
現時点で、日本ではその風潮があるのではないかと思っています。
すくなくとも努力すれば報われるような社会をつくるべきだと思います
(具体的には、勉強をすれば、せめて食べるに困らない程度のインセンティブがないと日本の社会は近いうちに崩壊しますね。)
せめて自分の子供には、塾に通わせなくても勉強したくなるように持ち込みたいですね。
7月末か8月初旬の土曜日に呉で花火大会があります。
良かったら来てください。
またご相談しましょう!
御指摘のように、まっとうに努力すれば生活に困らないぐらいの社会保障を確保していただきたいと私も思います。今も昔も、正直で正義感の強いタイプの人間は時として損な役回りを押しつけられる構図があります。アメリカ社会ではなおさらそれを感じます。
実は日本の教育に疑問に感じたのは、研究室に来ているこちらの医学生や大学生が、非常に要領がよく頭がよい印象を持ったことがきっかけです。もちろん、特別優秀な一部の層を相手にしている可能性もありますが、日本の医学生と比して、彼らのほうが社交的でスマートな印象を受けます。
彼らにも直接確認しましたが、たとえば、日本の中学受験のような、小さいころから難しい受験勉強を行うようなことはなさそうです。日本の教育は詰込み型で、創造性をはぐくむ意味ではやはり窮屈すぎるのかなと、想像していました。教師の負担を減らすだけにしか見えない「ゆとり教育」が創造性をはぐくむものでないような気がしますし、実際、見直しが行われました。子供の創造性を引き出すためには、教える側の技量が問われ、子供の興味・関心を喚起する「何か」が必要なのではないでしょうか。
今日から子供が新学年を迎えましたが、そのような「何か」を持っている素敵な先生に出会えることを願っています。