結構名の知れた企業が、ググルとブラックだったりします。
学生ブラックアルバイトが問題になりましたが、主婦のブラックパートもTVで取り上げられて、今話題になっています。
不況で、アルバイトを探す人が増えていて、条件の悪いところにも一杯応募があるみたいです。それをいいことに、無理をさせたりしています。
企業は、いつでも切れる使い捨てのように正社員ではなく、派遣、アルバイト、パートなどを増やしてきています。どこかおかしい、日本の現状です。
http://datazoo.jp/tv/%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%EF%BC%81/860519
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主婦のブラックパートの実態
主婦のブラックパートの実態に迫る。厚労省はブラック企業に対する新たな対策として、これまでよりも早い段階で悪質な企業名を公表するよう各都道府県の労働局に指示した。一方、正社員だけでなくパートやアルバイトの相談件数も年々増加しており、中でも主婦のブラックパートが増えているという。(女性セブン)
スタジオにはNPO法人・労働センターの矢部明浩氏を迎え、主婦のブラックパートについて解説。
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給料天引き・タダ働き…理不尽なパート先の言い分
主婦のブラックパートの実態に迫る。寄せられた相談を再現したVTRが流れた。着物を着て働く飲食店では、汚れた着物のクリーニング代が天引きされ、着付けの時間や命じられた他店へのヘルプに伴う移動時間も時給に反映されなかった。矢部明浩さんによると、着物のクリーニング代天引きは違法行為に当たるが、移動時間については違法ではない。
矢部さんによると、スーパーの店長が行うパート会議や反省会の時給が支払われないケースもあり、弁護士ドットコムの元榮太一郎弁護士によると、賃金の全額払いの原則違反にあたり、30万円以下の罰金が課せられる。
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主婦のブラックパートに多いシフトトラブル
主婦のブラックパートに多いシフトトラブルの事例を紹介。会社側の都合でパートシフトを組み、断るとやめるように追い込まれるケースもあり、弁護士ドットコム・元榮太一郎弁護士によると会社側が働く機会を奪った場合、契約した労働時間の賃金のうち6割を支払う義務がある。
また主婦のパートには年収103万円の壁がある。年収103万円以下だと所得税がない。
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主婦のブラックパートに多いシフトトラブル
主婦のブラックパートに多いシフトトラブルの事例を紹介。同居している義母がケガをしたため通常週5日7時間のシフトを週4日5時間にしてもらったという女性は、103万円を超えないように気をつけていたが、終業間際に大量の仕事を依頼され、家に仕事を持ち帰るようになった。
その背景には年収103万円以下にしたいという主婦の希望を尊重しすぎるパート先の狙いがあり、就業時間が過ぎて働いても時給が支払われない。また会社が認知している家での残業に時給が支払われないことも、違法行為にあたる。
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主婦のブラックパート対抗策 やってはいけないNG行動
主婦のブラックパート対抗策を紹介。矢部明浩氏によると、一人で上司に不満を言いに行くことはNGで、各種窓口に相談すると良い。
http://www.news-postseven.com/archives/20150525_324295.html
過酷な「ブラックパート」 パワハラや「デスノート」も存在
「ブラック企業」という言葉は長時間労働やサービス残業などを強要する企業を指すもので、10年ほど前から問題になり始めたが、今、働く主婦にも「ブラックパート4 件」が問題になっている。
サービス残業、強制シフト…ブラック企業の正社員にも負けないブラックパート4 件の過酷さ。それに加え、パート主婦は、社員のストレス解消のため“パワハラ”の標的にされることもあるという。
「大手スーパーに勤務していますが、上司の男性が気に入らないおばさんパートを辞めさせようと、ひどい嫌がらせをするんです。ちょっとしたミスをすると、『ノートに自分の悪いところを書いて反省してください』と1冊のノートを渡される。しかもノートは休憩室に置かれているので、誰でも見ることができる。別名『デスノート』と呼ばれていますが、書かされた人は本当につらいです。上司は若い子がミスをしてもノートに書かせないので、本当に不公平。私たちは人間扱いされないのでしょうか」(50才・スーパー勤務)
高齢化がますます進むなか、主婦の介護施設でのパートも増えてきている。介護施設勤務のA子さん(45才)は、20~30代の若い社員からパワハラを受けていると嘆く。
「資格がないので、『補助的作業』という名目ですが、体力的にキツい入浴の介助とか、汚物の片づけとか、つらい作業ばかりを押しつけられる。その間、若い社員の人たちはのんびりお茶を飲んでいる。年下から『入居者のかたにはきちんと敬語を使いなさい』なんてキツく言われると、本当に悔しくて…。時間通りにタイムカードを押して帰ろうとすると、『帰り時間だけはキッチリしているんですね』と嫌みを言われたり。社員って、パートを奴隷くらいにしか思っていないのでしょうか」
※女性セブン2015年6月4日
http://www.news-postseven.com/archives/20150525_324295.html
ブラックパートの見極め方 「若い従業員しかいない」など注意
NEWS ポストセブン 5月26日(火)16時6分配信
「残業代が払われない」「契約以外の仕事をさせられる」…今「ブラックパート」といわれる過酷なパート現場が増えている。
そこでブラックパートを見極める5つのチェックポイントを紹介しよう。
●雇用契約書を作らない
パートを始める際には、時給や勤務時間、交通費などの条件を細かく書いた「雇用契約」を結ぶのが正式なやり方だ。
「雇用契約書を渡さず、条件をきちんと教えないパート先が多い。書面を交わさず条件を曖昧にしておこうとするパート先は、悪い職場の可能性が高いです」(NPO法人POSSE事務局長・川村遼平さん)
●職場や働いている人の雰囲気が暗い
「例えば飲食店などの場合、お客さんとして行ってみて、自分が働いている姿を想像してみてください。従業員に元気がなく、疲れているようなら、ブラックな職場だということです」(前出・川村さん)
●若い従業員しかいない
「若い人ばかりでベテランがいないということは、社員やパートがどんどん辞めていくような劣悪な勤務先である可能性があります。年齢構成がいびつなところは要注意です」(ブラック企業被害対策弁護団代表の佐々木亮弁護士)
●「社員になれます」とにおわせる
社員化をにおわせることで、パートにサービス残業や過重な責任を負わせる会社がある。
「社員を目指すなら、面接の時に社員化の条件を細かく聞いておく必要があります。どんな働き方を何年続けたら社員になれるのか。社員になった時の労働条件はどうなるのか。“頑張ればなれるかも”といった曖昧な答え方は怪しいと思ったほうがいい」(前出・川村さん)
●子供を産んだ後も働けるか
女性が子供を産んだ後も継続して働いているかどうかも判断材料になる。
「結婚や出産後も働けるかどうかは、女性の処遇がどうかを知る参考になります。ブラック企業は妊娠した労働者を辞めさせてしまいますので」(前出・佐々木弁護士)
※女性セブン2015年6月4日号
http://matome.naver.jp/odai/2143277637403239701
パートのメリットは何といっても、勤務時間や日にちの都合がつくことだ。家事や育児をしなければならない主婦だからこそ、パートを選ぶ人は多い。だが、そのシフトが自由にならないことがある。週4日、スーパーでレジ係のパートをしているA子さん(54才)は言う。
「毎週、出勤する曜日が決まっていなくて、いつシフトが入るかわからない。早く出勤日を知りたいのですが、店長から連絡が来るのは、いつも前日の夜なんです。常に予定を空けておかなければならないので緊張が続いて、不眠症になってしまいました」
給与でも時間外労働の未払い、いわゆる“サービス残業”を課されるケースがある。
「夕飯の支度に間に合うように、“午後5時まで”の条件でパートを始めました。ところが毎日のように“忙しいのは これからなのに、帰るつもりなのか?”と店長に責められて、帰るに帰れません。しかも居残った分の時給はゼロ。最近は、夫も子供も不満顔です。子供の教育費のこともあるし、やっと見つけた仕事なので辞めるふん切りがつきません」(40才・スーパー勤務)
出典主婦を悩ますブラックパート サービス残業や出勤日不明など│NEWSポストセブン
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「ランチタイムだけという契約で、時給780円で働いています。ところが、働いている時間の割に、もらえるお給料が安いんです。ランチのお客さんが帰った後、片づけしてから帰るので、店を出るのはいつも午後3時すぎ。でもバイト代は『ランチタイムが終わる午後2時まで』の分だけ。それってひどくないですか?」(46才・飲食店勤務)
そうした主婦たちは、前述したようにパート先からクビをにおわされたり、社員登用をちらつかせられたりと、弱みにつけこまれ、言うことを聞かざるを得ない。実際にパート先でそんな経験をした主婦たちはこう話す。
「休みのシフトを組むのは正社員が優先で、いつ休めるかわからない。夫や子供と休みの日を合わせて、家族で出かけることもできません。一度、子供の学校行事の日に休みをもらおうとしたら、クビをにおわされました」(38才・スーパー勤務)
出典主婦を悩ますブラックパート サービス残業や出勤日不明など│NEWSポストセブン
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「パートを始めてまだ半年ですが、先輩パートが辞めてしまったので“店長候補パート”という肩書を与えられました。うまくいけば社員になれるかも、と思って喜んで引き受けましたが大失敗。レジ閉めまで任されるようになり、最後の片づけも終えて帰るのは夜10時近く。にもかかわらずもともとのパート契約は8時までなので、時給はそれまでの分しかもらえません。店長になれる気配もなく、責任が重くなっただけで、いいことは何もありません」(50才・ドラッグストア勤務)
http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/social/9939
主婦のための“ブラックパート”に陥らない心得3
パワハラや過重労働が横行し、法律違反もおかまいなしの“ブラックパート”が非難の的になっている。まずは、経済ジャーナリストの荻原博子さんが、過酷な条件を避けて、仕事を選ぶ注意点3つを教えてくれた。
【1 大量募集、常時募集は危険】
「新規オープンでもないのに、募集人数が多いのは危険です。雇った人がすぐにやめてしまう離職率の高い職場かもしれません。いつも募集している職場も、定着率が低い、応募者が少ないなど理由があるはず。避けたほうが無難です」
【2 職場の雰囲気を「偵察」】
「お店なら客として行ったり、面接などでも、従業員をよく観察しましょう。楽しそうですか。疲れた表情はありませんか。そこで働くことになったら、あなたもそんな表情になるかもしれません」
【3 面接で質問にきちんと答えない職場は怪しい】
「面接は採用か不採用かを審査されるだけでなく、私たちが職場を選ぶ場でもあります。時給や残業、ノルマなど疑問や不安は、すべて聞くことが大切です。こちらの質問に明確な答えがなく、あいまいに濁す職場は怪しいですね」
次に、早めに対処するために必要な「ブラックパートの見分け方」を、NPO法人労働相談センターで、労働者からの相談に対応している副理事長の矢部明浩さんに聞いた。
【求人募集時とまったく違う条件を提示された】
「募集時と時給などが多少変わることはあります。でも大きく違う場合は、人を集めるために嘘を書いた、嘘つきな会社と疑ってみてください」
【契約内容が実際と違う】
「契約後、時給や仕事内容、就業場所の変更は許されません。労基法(労働基準法)第15条の違反です。違いを明確に示すために、契約書の発行を求めましょう」
【生理休暇が取れない】
「無休であっても、体調が悪いと申告すれば休めます。パートだから休ませないのは、“ブラック”です」
【有給休暇を認めない】
「パートも6カ月以上働けば、有給休暇が発生します。働く日数によって休暇日数は違いますが、要求しても認めないのは労基法39条違反です」
【「辞めたい」のに辞めさせてくれない】
「この相談は毎日くるほど多くて深刻です。給料の前借りを無理強いさせておき『利子をつけて全額返せ』と迫ったり、悪質なケースも多い。ブラックどころか犯罪です」
【急に解雇を言い渡される】
「30日以上前にまでに予告し、正当な理由を示さなければ、解雇できません。解雇理由が『出来が悪い』というなら、会社がどう教育したのかまで示さねば、正当な理由とはいえません」
矢部さんは最後にこう話す。
「パワハラを受けたのではと、少しでも不安があれば一人で抱え込まず、専門家に相談しましょう。追い詰められたのは、あなたのせいではありません」
http://www.news-postseven.com/archives/20130412_181519.html
弁当屋パート主婦 5年目でクビの制度に「こんな法律いらん」
2013.04.12 07:01
夫の給料は上がらないうえに、パートの妻にはクビ切りの時代がやってくる。 この4月に施行された新労働契約法では、今後、同じ会社で5年以上継続して働いている派遣社員やパートが申し出るだけで、会社は雇用期限がない「無期雇用」にしなければならなく
夫の給料は上がらないうえに、パートの妻にはクビ切りの時代がやってくる。 この4月に施行された新労働契約法では、今後、同じ会社で5年以上継続して働いている派遣社員やパートが申し出るだけで、会社は雇用期限がない「無期雇用」にしなければならなくなった。
現在、パート社員の多くは契約書もなく、いつ会社から「明日から来なくていい」とクビ切りに遭うかわからない不安定な身分だが、「無期雇用」になると、勤務日数や賃金などの条件は変わらないものの、解雇には厳しい制約が課せられ、定年もなく何歳まででも働くことができる。
そう聞くと派遣やパート労働者には朗報のようだが、これが年金支給開始年齢の引き上げと並ぶ悪法と見られているのだ。
社会保険労務士の佐藤広一氏はこう指摘する。
「企業は正社員のクビ切りが難しいため、業績が悪化したときに雇用調整がやりやすいように派遣やパートなどの非正規労働者を増やしてきたわけです。だからそのパートを無期雇用にするなど本末転倒。この法律ができたことで、企業がパート社員に改めて『更新の上限は4年とする』という内容の契約を結ぶケースが増えています。5年を過ぎると無期契約になるので、最初から4年で契約を打ち切るためです」
“クーリングオフ”と呼ばれる手法も横行しそうだ。勤務年数が5年に達する前にいったん解雇し、6か月後にまた雇用する方法だ。いったん契約が途切れれば、企業は無期雇用にしなくていいが、パート社員にとっては馴染んだ同じ職場で働くためには半年も失業しなければならなくなる。
大手弁当チェーンで働くパート主婦が怒る。
「10年間コツコツ働いて会社に評価され、時給もかなり上げてもらった。その期間を入れて5年間で無期雇用になれるのなら助かるが、この制度は過去の実績は計算されないそうです。このままではあと4年で別の仕事を探すか、半年間休まなくてはならない。それならこんな法律ないほうがいい」
※週刊ポスト2013年4月19日号