Kind of Good 2

日々の暮らしをつぶやいています

買うての幸い、売っての幸せ

2019-03-03 21:22:48 | 日記
体調が悪いとこんなにもなにも出来ないものかと改めて健康の大切さを思い知った。
おかゆ生活からようやく仏壇にお供えのできるご飯になって、
無性に卵かけご飯が食べたくて久しぶりの炊き立てのご飯においしい卵と「燻製醤油」をかけて食べた。
「燻製醤油」を探して買ったのにそれを試すことが出来なくて。
家族がお腹を壊しても私だけは何ともないような丈夫な胃腸をしていたので今回のアクシデントには参った。
もう大丈夫とお肉も少しづつ食べられるようになった。
用心深く食べるものを制限するのは面倒なもので、どんなものでも食べられるのはなんと幸せなこと。

何をするのも億劫で本ばかり読んでいた。
その中でも読みやすくてやめられなくて一気に読んでしまったのが、高田 郁さんの『あきない世傳 金と銀 六』
2月に発売されたばかりのを前巻に続いて娘が貸してくれた。

大坂と江戸の気質の違い、生活の違い、商売の違い。
その中の言葉で心に残ったのが「買うての幸い、売っての幸せ」
商売人は一番に「買う人の幸い」を考えて売りなさい。そうすれば「売っての幸せ」がやってくる。
商売人に限ったことではなく衣食住すべての事にかかわる考え方が全てこうであればきっと世の中幸せなのにと思う。

一昔前「安かろう悪かろう」と言われた日本製品も、今は世界で認められている。
それでもリコールは後を絶たないし、建築物のいい加減なことも甚だしい。
曲がったキュウリや形の悪いニンジン。買う人の幸いを考えたらもっと市場に並んでも良いものを。
小さなことから大きなことまでもう少しまじめに考えないと。
立ち止まって考えないと・・・。
「ごまめの歯ぎしり」ばかり。



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