by tama
令和6年9月4日(水)5.6校時
船橋市立大穴中学校「防災教育」
学校生活の3年間で、地域の力となる生徒の育成!
という校長先生の熱い想いのもと、
全生徒および地域の方々対象に、第1回「防災教育」が行われました。
船橋SLネットワークは、1年生と10組さん(約180名)の訓練を担当しました。
1年生は、防災に関心を持つこと。
そして2学年3学年での訓練に意欲を持って取り組むために
「たのしく防災を学ぶ」ことを掲げ「防災運動会」を企画運営しました。
この地区の被害想定を確認し、その対策を時系列に体験しながら楽しく学ぶ「防災運動会」です。
~運動会プログラム~
1.シェイクアウト訓練・・・どこにいても、自分で自分の命を守る方法
2.初期消火訓練・・・バケツリレーの方法を体験し、地震のあとの火災対応、地域の人と協力することの必要性
3.搬送訓練・・・多数のけが人が当時に発生、身近なもので担架をつくる方法と安全な搬送方法を体験
4.家族との安否確認・・・災害伝言ダイヤル171の周知
シェイクアウト訓練
講師を交代して、バケツリレーの説明
バケツの持ち方、渡し方。しっかり教わって、まずは練習
さあ、競技開始!
次の競技は、搬送リレー!
ルールの説明。
けが人が想定以上の重さだったため、搬送距離を変更中~。
災害時は、物が不足するのは想定内。
だから、身近なものを工夫して使う技を知ってほしい。
今日は、けが人を運びたいが、担架が足りない!
じゃあ、毛布を使って簡易担架をつくろう。
レジャーシートやブルーシートでも代用できますよ~
この競技は、競うのは速さではありません。安全に運べているかを競う競技です!
SLスタッフがチェックシートを使って、各班加点評価をしています。
今日のけが人は、40K。でも、すごく重い~~
力を合わせて、体制整えて、頑張れ~
訓練途中で、地震速報音が体育館に響きます~~~地震発生!(という想定・・・)
(現実もそうです・・・、地震は1回では終わらない・・・)
周囲の安全を確認して、シェイクアウト!
上手にできました。
再び、訓練開始~
あっという間に、閉会式。
生徒たちは、終始、集中して取り組んでいました。
災害で、命を落とさない人になってほしい。
大事な人を失わない人に育ってほしい。
と強く、思いました。
さいごに・・・
「職員が変わっても持続可能な全生徒対象の防災訓練をスタートしたい」
という校長先生の想いが、
人から人へ、
そして学校と地域がつながっていくためにも、
本活動に、当団体も引き続き協力してまいります。