平成30年8月26日(日)市総合防災訓練
私たちSLの多くは高根台中学校体育館にて実施した要配慮者防災訓練に参加しました。
市内5つのメイン校では特色ある訓練を実施していてここもその1つ。
要配慮者訓練は、障害者団体が提案して実施している訓練で、
私たちSLは避難所開設のサポートをしました。
今年は本当に暑い!外で30分近くみなさん待っています。
「避難所開設が終わるまでは中には入れません」
貼り紙をして、入口でみなさんには並んで待ってもらいました。
校長が急きょ昇降口を開けてくれたので昇降口で大勢の参加者が待ちました。
避難所運営マニュアルが新しくなって、用紙もやり方も少し変わりました。
少々混乱と戸惑いと、昨年と違うよ~の声
要配慮者のみなさんには障害者団体代表が訓練の目的や説明をし
その場で意見交換もしました。市長にもお話しをしていただきました。
今回の訓練では障害者も地域の居住区に入ってもらいました。
支援体制ができるまでは要配慮者も地域の人と一緒にここで暮らさなくてならないのです。
そのことを障害者にも、そして地域の方にも知ってほしいと思います。
そのあとは、備蓄品組立などなど、みなさん思い思いの場所で見学や組立に
参加しました。
実はこの会場では、災害用オストメイトトイレの組立も実施しました。
この訓練を見学に来ていた市川の障害者連絡会の会長で県オストミー協会の会長が
参加者にオストメイトトイレの説明や必要性などをお話してくれました。
毎年、訓練を実施すると改善点や反省点が見えてきます。
どれだけ準備をしても100点満点と思えたことは一度もありません。
少しへこむのですが…
でも改善点を見出して変えていくことも訓練の目的の1つ
今回の訓練を振り返って次につなげていかなくては。
この訓練にあたっては、高根台地区連の方と何度も話し合いの場を持たせていただきました。
危機管理課・障害福祉課とも運用について検討を重ねてきました。
訓練1つとっても、たくさんの方の支援があってこそできるのです。
みなさん、ありがとうございました。
by oami