こんにちは!船橋SLネットワークです♪

地域で活動する災害ボランティア団体のあれこれアタシが勝手に報告

子どもを迎えに行けない!(家庭教育セミナー)

2019-01-29 20:34:27 | 活動

平成31年1月29日

船橋市立特別支援学校金堀校舎で、家庭教育セミナーが開催されました。

支援学校保護者(小学部~高等部)対象の防災講座です。

インフルエンザの猛威で、欠席者多数という大変な中を

開催させていただきました。

和室で和やかに始まり、講座では「在宅避難という選択肢」

避難所に行かなくて済む備えについてお伝えしました。

避難所は①非日常的がつづく、②見通しが立たない、

障害を持つお子さんには、大変なことばかりです。

福祉避難所についてもお伝えしました。

福祉避難所は災害後、すぐにできるわけではありません。

一番避難所が混乱する発災から1週間程度は、障害があっても

一般の学校等の避難所にいるほかないのです。

ワークショップでは「子どもを迎えに行けない!」と題して

自分が帰宅困難者になり、障害を持ったわが子は帰宅途中、

知らない避難所に身を寄せる、という想定で、

子どもや支援者に事前に何を伝えておくのか、何を持たせておくのか

というテーマで話し合っていただきました。

服薬をしているお子さんには、ぜひ、予備の薬を持たせてほしい…

母が子どもを迎えに行けない時、そのことを子どもは知っているだろうか?

子どもの居場所を母はだいたい把握しているもの、

でも、母の居場所を子どもは知っているだろうか?

障害があってそれが理解できないとしても、

他のご兄弟や夫は、母(自分)の居場所を知っているだろうか?

防災の備えは、日常の親子(夫婦)の会話や情報伝達(カレンダーやメモに書くなど)からでも

できることがあるのでは?

そして、最後にサポートブック(子どもの情報を記載するもの)を紹介しました。

名前や学校名、親の連絡先などの基本情報の他に、

障害の特徴、得意なこと/苦手なことなど障害児を知らない人が支援せざるを得ない想定での

子どもの特徴等を記載できるものを紹介しました。

障害を持つ子がいるからこそ、防災のこと、きちんと備えてほしいと願います。

by oami

 

 

 

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船橋市防災フェア

2019-01-27 19:16:04 | 活動

平成31年1月26日

船橋市民文化ホールで、毎年恒例の防災フェアが開催されました。

今年の講演は

NHK気象キャスターの平井信行さん!

メジャーな方がいらっしゃるとあって、9時過ぎには、来場者が並びはじめ、

予定を繰り上げての9時半より前に開場となり、大勢の方がいらっしゃいました。

毎年、会場ロビーでは、市危機管理課、消防・防災関連の団体などが

ブース展示をしております。

今年は、非常食の展示をしました。

ライフラインが途絶えても、自宅で暮らせるのであれば、

いつも通りの温かいご飯を召し上がってほしい…

非常食と言えば「カンパンと水」をイメージされる方も多いはず。

避難所に行く場合は、行ってもすぐには食事が出ないため

調理なしでそのまま口にできるカンパンなどが有効です。

でも、自宅にいるのであれば、自宅の食材で暮らしていけます。

紹介した非常用炊出袋に、米(無洗米でなくても大丈夫)と水を入れて

お鍋で煮たらご飯ができます。

普通のビニール袋は成分や臭いは通してしまいますが

この炊出袋は成分も臭いも通さないので、鍋のお水は、最悪お風呂のお水など

飲料用でなくても使えます。

ライフラインが途絶える=水が出ない、水を流せない。

電気が通っても、上下水道が復旧しないと炊飯器もお鍋も洗えません。

そういう時にこの炊出し袋はきっと役に立つはず。

今回の講師がテレビに出る気象予報士ということで

例年になく大勢の方が防災フェアにいらっしゃいました。

防災にはあまり関心のない人も、非常食の展示には

興味を持っていただけたようです。

ご飯以外のメニューも紹介しました。

大盛況のうちに、防災フェアは12時で終了。

あわただしく、私どもSLは、午後からの千葉県ネットの総会に向かいました。

by oami

 

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シニア向け防災講座「逃げ遅れない!」

2019-01-24 19:52:10 | 活動

tama

2019.1.22 10:000~12:00 

船橋市男女共同参画センターH30年度市民企画講座

 

 この講座は、平成30年7月の西日本豪雨をきっかけに「私たちの地域で、同じ悲しみを繰り返したくない」という思いから、当団体が企画し、男女センターの市民企画講座で採用された講座です。

講座の目的は、シニア世代(当事者)が、災害が起きたその時、自分で自分の命を守るポイントを、持ち帰っていただくこと。

 

地震と水害の「住民主体の避難対策」を、東日本大震災の地震の映像、そして西日本豪雨災害から見えてきた多くの教訓から、座学とワークをとおして当事者に考えていただきました。

~内容~

・物の備え、情報の備え

 避難するときに使う「防災リュック」は、講座の空き時間に重さ体験。

 

・自分の住んでいる地域のことを知る。

 防災マップとハザードマップの見方からはじまり、地域の多様な災害リスク・避難の考え方など、一人ひとりが確認。

 

・逃げるタイミング、どこに逃げるのか、どの経路でにげるのか。

 地震の時は?水災の時は?それぞれ、複数、事前にきめておく。

・気象庁・行政からの情報を避難につなげるためには?

 逃げろといわれても、目の前に危険が迫らないと人は逃げない。

 自分だけは大丈夫という心理から、逃げ遅れる。

 普段からの地域の取り組み。

参加された方の心に、一つでもいい、一人だけでもいい、響いていてほしい。

そして、命を守ってほしい。

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小さい町会でもがんばっています!

2019-01-20 15:46:05 | 活動

平成31年1月13日(日)

薬円台さつき町会の防災講座が開催されました。

この町会は30世帯の比較的小さな町会です。

目の前が小学校ですが、基本的に在宅避難(避難所にはいかない)を中心に

防災対策をとっているそうです。

今回は、自宅のトイレ対策を中心に講座をしてほしいということで

この講座が実現しました。

30世帯の町会ですが、講座には20人が参加しました。

参加率の高さに驚かされました。

ライフラインが途絶えたとき、トイレはどうする?

バケツの水を流していいとは限らない!

排水禁止を前提にしたトイレ対策を。

排水できる?できない?どうやって調べる?ということも伝えました。

実際の凝固剤、何種類か見ていただきました。

どれがいいのか?お宅の家族の人数、家の広さによっても異なります。

自分の家だったらどれを用意する?みなさん、興味深げに見ています。

最後に、集会場のトイレに実際にセッティングする様子も

代わる代わる見ていただきました。

昨年、薬円台公民館で実施した薬円台地区社協の防災講座を受講された方からの

話で「自分の町会でも是非に」ということで実現したものです。

うれしい限りです。

防災チームのみなさんの地道な努力、そして意識の高さに敬服しております。

防災力は、町会の大きさでは決まらない、

そこに暮らす方たちの意識の高さで変わってくるのだと思います。

小さい町会でもがんばっています。

by oami

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1月定例会と非常食実習

2019-01-19 15:25:24 | 勉強アレコレ

 

tama

平成31年1月12日(土)東部公民館 15:00~

今年最初の定例会です。

代表あいさつ

あけましておめでとうございます。

昨年もたくさんの活動がありました。今年も、明日(1/13)の講座をはじめ、防災フェア等様々な活動を予定しております。

また、九都県市の防災訓練の会場市ともなっております。多くの講座・イベントにみなさんに参加(参画)していただき一緒に活動していきたいと思います。今年一年よろしくお願いいたします。

 

 今月の勉強会は、「非常食」(座学&炊出袋による調理)。

災害時は、ライフラインが止まり・水が流せない・買い物にいけないという状況になります。

災害時の食事(とくに、自宅で生活するときの備蓄食品)を考えるとき、「食べ慣れたもの・食べたことのあるもの・いま家にある食材を使う(腐る食材から使う)、あたたかいものを口にする」ということに、目をむけてみませんか?

普段の食事・あたたかい食事は、明日への活力に繋がります。

そんな時に使う「炊出袋」は、少しの水でいろんな料理が短時間でできる、高密度ポリエチレン製の「袋」です。

「炊出袋で出来るもの」

ご飯、パスタ、蒸しパン、スープ、味噌汁、卵料理(ゆで卵、いろいろな卵とじ)、肉料理(唐揚げ風)、煮物、温野菜、デザート(フルーツ寒天、おしるこ)などなど

大学生も参加してくれました。参加者から、たくさんの気づきが発信されました

 

↑ 味噌汁(小松菜と麩)に、急遽、卵を入れることにしました。栄養価もアップです!

衛生管理!手袋をして調理中!

基本、真空調理なので空気を抜いて袋を縛りますが、蒸しパンはふっくら仕上げたいので「すこし」空気を残して調理開始。

フルーツ寒天は、缶詰のシロップも全部いれます。(排水できない想定なので・・・)

普段から使って、自分好みに発想を広げておくといいですね。

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坪井公民館講座

2019-01-02 15:50:30 | 活動

 

平成30年12月15日(土)

坪井公民館主催の防災講座が開催されました。

地域の町会・自治会の方を対象とした防災講座で、

以前にも何度か開催させていただいておりました。

今年も、50名以上の方が参加されました。

今回は、クロスロードという防災ゲームです。

災害時の備えというと、どうしても備蓄品とか「モノ」を

想定してしまいますが、ゲームを通して、情報の備えをしていただこうと

思います。災害時の混乱し時、考えたこともないことはきっと行動にも移せません。

このゲームで体感してほしい事

1、災害時はすぐに判断(迷っている間に状況が変わります)

2、多数意見が本当に正しいのか?(オンリーワンの意見にも一理ある)

3、災害時を他人事としてではなく、考えるきっかけにしてほしい

初対面の方同士の班もありましたが、みなさん、真剣に取り組んでいただきました。

by oami

 

 

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