花そよそよ

折々の花たちの囁き

北海道道南の旅 6・・・5/15午前の部

2013-08-20 22:56:47 | 

トラピスチヌ修道院
函館に来たらぜひ寄りたいと思ってた所です。
五稜郭とトラピスチヌ修道院を
自分達で回ろうとしたんだけど
ホテルの場所の両サイドにあった。
どっちも行くとなると時間内には終わりそうも無いので
OPを申し込んだ。

日本初の女子観想修道院として1898年(明治31年)に
創立されました。
レンガの外壁や半円アーチの窓など
ゴシックとロマネスクの混在するデザインが印象的な教会です。
修道女たちは一生を神に捧げ
厳格な戒律に従って共同生活をおくり
祈り 労働 読書を日課とします。
生計を立てる収益事業として
トラピスト・クッキー マダレナケーキやバター飴を作り
敷地内の売店で販売したりしています。


レンガ造りの聖堂を正面に見ながら歩いていくと
右手に「慈しみの聖母マリア」像が見えます。
両腕をゆったりと広げ 
すべての人を優しく迎え入れる姿から
「慈しみの聖母マリア」と呼ばれているそうです。
この修道院は
慈愛に満ち ひっそりと佇んでいるように
感じました。


桜も奥ゆかしく。




緩やかな坂を上っていくようになっています。


縦バージョンで。


マリアと少女ベルナデッタ
1858年 南フランスにある「ルルドの洞窟」で
近くに住んでいた14歳の少女ベルナデッタの前に
聖母マリアが現れました。
少女が聖母のお告げの通りに地面を手で掘り返すと
泉が湧き出しました。
その泉の水によって多くの病人が治癒したとのこと。
この場所は 祈りを捧げる少女と聖母マリアとの
対面シーンを模したものだそうです。




入って右側の方を。


奥の方へ上っていって。


奥の左の方を。
左手の建物は1913年(大正2年)に建てられた司祭館です。
修道女の信仰生活を指導するため
男子のトラピスト修道院や
司教の任命により司祭が派遣されているそうです。
右の方は聖堂です。


縦バージョンで。


聖テレジア像
フランスから1936年に送られたもの。
カルメル会修道女として徳を磨き
「私が天に昇りましたら 
地上にバラの雨を降らせましょう」という
最後の言葉を言い残したそうで
胸に抱いた十字架にはバラの花が飾られています。


聖堂
司祭館の右側の丸みを帯びた壁のところ。
この聖堂で 毎日のミサと祈りが捧げられています。
屋根の上にある小さな塔は鐘楼で
ミサや共同体の祈りの始めや仕事の終わりの時刻など
大小2つの鐘が鳴らされているそうです。


ジャンヌ・ダルク像
聖堂の壁に見えている旗と剣を持った女性の像。
フランスから贈られたそうです。
15世紀の百年戦争でフランスを勝利に導いたが
不正な宗教裁判によって処刑されました。
死後 無実の判明で名誉回復し
聖女となりました。


司祭館




桜が咲いていたけど
本州のとは違ってちょっと小さめかな~


上の方から。
入って右側の建物です。


立ち入ることができるのは前庭のほか
売店に併設する資料室を見学でき
院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。




一番上の所から下の方を望んで。


右側の方を。


階段を下り 上の方を。




大天使聖ミカエル像
入ってすぐの所で出迎えてくれる像で
フランスから送られました。


フランスの「モン・サン・ミッシェル」には
この大天使聖ミカエルが祀られている聖堂がありますね。

- 2013 5/15 Photo / Ricoh CX1 -

次回は五稜郭公園です。