長瀞ながとろ ブラタモリ
幅約80m、長さ約500mにわたり段丘状に広がっている岩石。
これは長瀞一帯に分布する、約8000万〜7000万年前、海底で流出した玄武岩や火山噴出物や泥、砂が海洋プレートとともに地下15〜30㎞まで沈み込み、
5000〜10,000気圧という大きな力と熱が加わることによってできた結晶片岩です。
岩畳は、鉱物が圧力に対して垂直方向に、平面上に配列しているため、片理面に沿って剝がれやすくなっています。
また、地下深くから隆起した際にできた縦横に走る割れ目である節理、そして荒川による侵食によってできた地形です。
長瀞の地質は貴重な岩石が露出する地球の窓だった!
荒川がつくりだした峡谷が4㎞にわたり続き、畳2万枚分もの岩畳(いわだたみ)が広がる景勝地、長瀞(ながとろ)。
Das gibts nur einmal, das kommt nicht wieder
長瀞の地層:岩畳
![長瀞の地層:岩畳](https://www.mapple.net/articles/cms/wp-content/uploads/2021/10/57d0c9d41661d09b0108d468e3fe7478-e1635495512911-640x420.jpg)
畳のように荒川左岸に約500mの岩石が続いている岩畳。国の天然記念物にも指定されている
地球の窓 長瀞ながとろ 日本地学の発祥の地
紅簾石片岩こうれんせきへんがん 石英・長石以外に紅簾石を多く含む結晶片岩。
片理
節理
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