goodシネマ 全集
⑫ 映画『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』
孤独な盲目の退役軍人と心優しい青年の心の交流を描き、アル・パチーノがアカデミー主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。
イタリアの作家ジョバンニ・アルピーノの小説を基に、「カッコーの巣の上で」の脚本家ボー・ゴールドマンが自身の経験を加えて脚色、
「ビバリーヒルズ・コップ」のマーティン・ブレスト監督がメガホンをとった。
ボストンの全寮制高校に奨学金で入学した苦学生チャーリーは、帰省費用を稼ぐため、アルバイトで盲目の退役軍人フランクの世話をすることに。
偏屈で口の悪いフランクに困惑するチャーリーだったが、フランクの姪に懇願され仕方なく引き受ける。
ある日、同級生が校長の愛車にイタズラを仕掛ける場面を目撃したチャーリーは、激怒した校長から、犯人の名を明かせば名門大学への推薦、断れば退学にすると迫られてしまう。
苦悩しながらアルバイト初日を迎えた彼は、フランクのニューヨーク旅行に強引に同行させられることになり……。
セントオブウーマン夢の香り の挿入曲 La Violetera Al Pacino Teaches the Tango (Full Scene)| Scent of a Woman
俺は暗闇の中にいる
タンゴは人生と違って間違いはない。足が絡まっても踊り続ければいい
世の中には2種類の人間しかいない。潔く戦う者と逃げる者。逃げる方が利口だ
(フランク/映画「 セント・オブ・ウーマン/夢の香り」)
彼に旅をつづけさせてあげよう。彼の未来は、あなたがたの手の中にある。
価値ある未来だ。私を信じてくれ。それを潰さずに、あたたかく見守ってほしい。
いつかきっと、それを誇れる日が来る。
(フランク/映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」)
私も何度か岐路に立った。
どっちの道が正しい道かは判断できた。
いつも判断できた。
だが、その道を行かなかった。
困難な道だからだ。
チャーリーも岐路に直面した。
そして彼は正しい道を選らんだ。
真の人間を形成する信念の道だ。
彼の旅を続けさせてやろう。
彼の未来は君ら委員の手中にある。
価値ある未来だ。
保証する。
潰さず守ってやってくれ。
愛情を持って。
いつかそれを誇れる日がくる。
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