goodシネマ 全集
⑦ 『海の上のピアニスト』
1900年、大西洋上を行く客船の中で生後間もない赤ん坊が見つかった。
生まれ年にちなんで「ナインティーン・ハンドレッド」と名づけられたその男の子は、船内のダンスホールのピアノの音に親しみながら育っていく。
そのようにして船の中で育った彼は、やがて驚くべきピアノの才能を発揮するようになる。
彼の噂は海の上から陸の上へと流れ、それを聞きつけてやってきたたくさんの人々を魅了。
しかしそんな中、彼に「恋」という転機が訪れる。
僕を止めたのは目に見えたものじゃない。見えなかったものだ
人間の奏でる音楽が無限。そこがいい。
無限の鍵盤で人間が引ける音楽はない。
ピアノが違う。神のピアノだ。
何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。
(1900/映画「海の上のピアニスト」)
海の声は、叫び声のようだった。俺に向かってこう叫んでたんだ。“人生は無限だ!”
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