討論
市が国の要請であるPCB処理の受け入れを決めたのなら、泣き言を言わず、市民の意見である安全性と期限を守ることに全力を挙げるべきである。
PCB処理のこれまでの経験とノウハウは、行政、企業に蓄積されている、加えて、市民の環境に対する意識の高さ、今回の陳情での厳しい指摘にもあるように、こうした声があったからこそ、行政も企業も襟を正してきたからこそ、結果として安全に、他都市に先駆けて処理が進んだ面もある。
加えて、市民の協力。皆さんが困っているなら力になろうという、北九州の気質というか。そうした三拍子そろったのはわが市以外にない。
ゼロカーボン、水素、風力などは、他都市でも推進されライバルが多い。
しかし今回のPCB処理の代表されるように、循環資源・廃棄物処理産業は、まさにライバルのいない状態だ。
環境大臣が市に頭を下げて、協力を求めてくる。こんな分野、強みがあることは、市の誇りでもある。
今回の処理が終わって、よかったなで終わるのではなく。このノウハウ、経験を次の産業に繋げていくのが非常に大事だ。
全国的にこの強みをアピールして、環境のことなら北九州市。風力も水素も、北九州市に任せれば間違いないと思ってもらえるように、
今回の危険物を安全に処理できるノウハウと経験を次につなげていけるようにお願いします。
と質疑しました。担当の課長さんはこの道9年の超ベテランで、このような方が市におられるからこその、大臣が一目置く北九州市になっているんだと思います。