病院070705
井上議員:北九州市立病院の病床利用率が入院・外来患者さん共に利用も年々減少傾向にあるということなんですが、そうした中で、原因は医者がいないということも言われております。また、麻酔科の医者がいなくて手術ができないということも言われているんですが、そうした中で、医師確保について、伺います。臨床研修医制度が変わってですね、医師が研修先を自由に決めていいという傾向にある中で、北九州市が今年度マル新で、後期臨床研修医の研修先として、市立病院を使ってもらえるようにと、補助金を交付するということになっております。研修が終わった後引き続き、市立病院とかで働いてもらえるようにしたいということなんですが、民間病院もこうした研修医の確保ということで色々努力されているということです。ある病院では協力型研修指定病院というのを取得して、2年目、つまり前期の研修医の受け入れを進めていこうということで、それから、後期にもつなげていきたいという話だったんですが、今回、保健福祉が行う、医師確保事業で後期の部分なんですが、小児科・産婦人科をまずやるということなんですが、これを、現在医師不足が言われているような、整形とか麻酔とか、そういった分野にも広げていけないのかということと、そうしたことも保健福祉局と連携できないかということと。前期の研修医確保をどのように、されているのかについて伺います。
井上議員:次に、先ほど原議員からも言われましたが、救急救命センターの診療実績が特に外来患者さんで、大幅に増えております。全体で577人、平成17年より増えているんですが、その内、外来の方が515人増えております。そうした中で、この「調査号」にも書いてあるように、患者さん一人、一日あたりの診療収入が特に外来の部分が、平成16年度に比べて、1000円近く増えて、概ね一人一日あたり、8177円と書いてあります。入院患者さんの診療単価というのはそれほど、変化はないんですが、外来については大幅に増えているという中で、事前に話を聞くと、今までは問診だけだったのが、点滴をうつであるとか、または色んなレントゲンとかの検査をするとか、そうした診療単価自体があがっていると言われていたんですが、そうしたことは、町医者で診れないようなケースを、医療センターや、救急だったら、八幡病院が診るというふうに認知をされて、そうしたことで収益が増えていると思うんですが、こうしたように、医療センターでの高度医療、または八幡病院での救急医療というふうに専門性をいかに発揮をしていくか、また、そうした市立病院の専門性をどう市内の医療機関に認知をしてもらい、患者さんを集めていくかということになると思うんですが、その点について、今後、専門性を発揮した取り組みについて伺います。以上です。
主幹: 臨床研修医の取り組み・募集ということでお尋ねだったと思います。臨床研修医の募集につきましてはということですが、医療センター、八幡病院、これが管理型研修病院ということで、指定されているところでございます。その病院両方ともですね、研修プログラムを策定しまして、その分をホームページで広報すると、この部分につきましては、全国一斉のマッチングということで、研修医の希望する病院を何箇所か選ぶ、それに伴って、病院の方に面接が行われる。病院の方もそれで希望を出すと、ということで、両方がお見合い形式です。それがマッチングして初めて、研修する病院が決まっていくというシステムでございます。初期の研修につきましては、今後、6月ぐらいからマッチングが始まりまして、だいたい11月ぐらいにマッチングの結果が発表されていくという具合でございます。今年度につきましては、昨年度ありましたが、これにつきましては、19年度、医療センターでマッチング、プラス大学からの派遣で、11名の初期の研修医を確保できたと、八幡病院につきましては4名の確保というふうな所でございます。昨年よりも増加しているところでございます。それと後期研修医につきましては、独自に病院のほうで、プログラムを作って、それを研修医が見て、自分が行きたい病院と、研修を受けたい病院ということで、申し込んでくるわけでございまして、昨年度、今年につきましては、医療センターで4名の後期研修医が確保でき、八幡につきましては5名の確保ができたということでございます。昨年、医療センターが1名、八幡が5名ということでございましたので、大幅に増えたということと考えております。特に後期研修医につきましては、特に研修医のニーズが専門医になるための取得というのを、大変80%以上の方がですね、目的にしているということで、特に専門医になるためのプログラムを充実させることが、後期研修医の獲得につながっていくというふうに考えております。今後ともですね、初期研修、長期研修医の確保とともに、魅力あるプログラム、そして、指導医の確保というところにですね、勤めてまいりたいということでございます。
業務課長:医療センター、八幡病院の専門性をどう認知していくかということの問題につきましては、議員のおっしゃる通り、医療センターというのは高度といいますか、がん医療がメインでございます。地域がん拠点病院としての機能を特化する。あるいはもうひとつの目玉であります、総合周産期母子医療センターという、がん医療、周産期医療につきまして、機能を特化させて、専門性といいますか、特化させたいと。八幡病院につきましては、議員のおっしゃられた、救急、特に小児救急センターを中心とした、救急に特化してまいりたい。その認知といいますか、地域がん拠点病院としましても、連携機能を強化しておりますので、今後も医療センター、八幡病院に限らず、他の病院もですね、診療所等との連携を強化して、認知していき、患者さんの増につなげていきたいと考えております。以上でございます。
井上議員:次に、そうした中で、認知をさせて患者さんを増やしていくということですが、現在、病床利用率が、今、医師も臨床研修医さんも増えているということで、話がありましたが、平成18年度の病床利用率が78%ということで、平成17年度から比べて、4%ほど下がっているんですが、事前にお伺いすると、現在の体制でも入院患者さんは十分、より受け入れることができるとの話だったんですが、昨年、八幡病院に入院が決まった人で、入院待ちというか、1ヶ月間待ってくれと言われたということだったんですね。そうしたことで、どういった要因があって、そうした待ちの状況が生まれるのかということについて伺います。
業務課長:患者さんの入院待ちにつきましては、個別な事情もあるかとも思いますが、一番多いのはですね、手術が決定しなければ、入院が決まりませんので、手術待ちの患者さんが一番多いいと理解しております。以上です。
井上議員:分かりました。是非、医師確保引き続き努力してもらいたいと思います。以上で終わります。
井上議員:北九州市立病院の病床利用率が入院・外来患者さん共に利用も年々減少傾向にあるということなんですが、そうした中で、原因は医者がいないということも言われております。また、麻酔科の医者がいなくて手術ができないということも言われているんですが、そうした中で、医師確保について、伺います。臨床研修医制度が変わってですね、医師が研修先を自由に決めていいという傾向にある中で、北九州市が今年度マル新で、後期臨床研修医の研修先として、市立病院を使ってもらえるようにと、補助金を交付するということになっております。研修が終わった後引き続き、市立病院とかで働いてもらえるようにしたいということなんですが、民間病院もこうした研修医の確保ということで色々努力されているということです。ある病院では協力型研修指定病院というのを取得して、2年目、つまり前期の研修医の受け入れを進めていこうということで、それから、後期にもつなげていきたいという話だったんですが、今回、保健福祉が行う、医師確保事業で後期の部分なんですが、小児科・産婦人科をまずやるということなんですが、これを、現在医師不足が言われているような、整形とか麻酔とか、そういった分野にも広げていけないのかということと、そうしたことも保健福祉局と連携できないかということと。前期の研修医確保をどのように、されているのかについて伺います。
井上議員:次に、先ほど原議員からも言われましたが、救急救命センターの診療実績が特に外来患者さんで、大幅に増えております。全体で577人、平成17年より増えているんですが、その内、外来の方が515人増えております。そうした中で、この「調査号」にも書いてあるように、患者さん一人、一日あたりの診療収入が特に外来の部分が、平成16年度に比べて、1000円近く増えて、概ね一人一日あたり、8177円と書いてあります。入院患者さんの診療単価というのはそれほど、変化はないんですが、外来については大幅に増えているという中で、事前に話を聞くと、今までは問診だけだったのが、点滴をうつであるとか、または色んなレントゲンとかの検査をするとか、そうした診療単価自体があがっていると言われていたんですが、そうしたことは、町医者で診れないようなケースを、医療センターや、救急だったら、八幡病院が診るというふうに認知をされて、そうしたことで収益が増えていると思うんですが、こうしたように、医療センターでの高度医療、または八幡病院での救急医療というふうに専門性をいかに発揮をしていくか、また、そうした市立病院の専門性をどう市内の医療機関に認知をしてもらい、患者さんを集めていくかということになると思うんですが、その点について、今後、専門性を発揮した取り組みについて伺います。以上です。
主幹: 臨床研修医の取り組み・募集ということでお尋ねだったと思います。臨床研修医の募集につきましてはということですが、医療センター、八幡病院、これが管理型研修病院ということで、指定されているところでございます。その病院両方ともですね、研修プログラムを策定しまして、その分をホームページで広報すると、この部分につきましては、全国一斉のマッチングということで、研修医の希望する病院を何箇所か選ぶ、それに伴って、病院の方に面接が行われる。病院の方もそれで希望を出すと、ということで、両方がお見合い形式です。それがマッチングして初めて、研修する病院が決まっていくというシステムでございます。初期の研修につきましては、今後、6月ぐらいからマッチングが始まりまして、だいたい11月ぐらいにマッチングの結果が発表されていくという具合でございます。今年度につきましては、昨年度ありましたが、これにつきましては、19年度、医療センターでマッチング、プラス大学からの派遣で、11名の初期の研修医を確保できたと、八幡病院につきましては4名の確保というふうな所でございます。昨年よりも増加しているところでございます。それと後期研修医につきましては、独自に病院のほうで、プログラムを作って、それを研修医が見て、自分が行きたい病院と、研修を受けたい病院ということで、申し込んでくるわけでございまして、昨年度、今年につきましては、医療センターで4名の後期研修医が確保でき、八幡につきましては5名の確保ができたということでございます。昨年、医療センターが1名、八幡が5名ということでございましたので、大幅に増えたということと考えております。特に後期研修医につきましては、特に研修医のニーズが専門医になるための取得というのを、大変80%以上の方がですね、目的にしているということで、特に専門医になるためのプログラムを充実させることが、後期研修医の獲得につながっていくというふうに考えております。今後ともですね、初期研修、長期研修医の確保とともに、魅力あるプログラム、そして、指導医の確保というところにですね、勤めてまいりたいということでございます。
業務課長:医療センター、八幡病院の専門性をどう認知していくかということの問題につきましては、議員のおっしゃる通り、医療センターというのは高度といいますか、がん医療がメインでございます。地域がん拠点病院としての機能を特化する。あるいはもうひとつの目玉であります、総合周産期母子医療センターという、がん医療、周産期医療につきまして、機能を特化させて、専門性といいますか、特化させたいと。八幡病院につきましては、議員のおっしゃられた、救急、特に小児救急センターを中心とした、救急に特化してまいりたい。その認知といいますか、地域がん拠点病院としましても、連携機能を強化しておりますので、今後も医療センター、八幡病院に限らず、他の病院もですね、診療所等との連携を強化して、認知していき、患者さんの増につなげていきたいと考えております。以上でございます。
井上議員:次に、そうした中で、認知をさせて患者さんを増やしていくということですが、現在、病床利用率が、今、医師も臨床研修医さんも増えているということで、話がありましたが、平成18年度の病床利用率が78%ということで、平成17年度から比べて、4%ほど下がっているんですが、事前にお伺いすると、現在の体制でも入院患者さんは十分、より受け入れることができるとの話だったんですが、昨年、八幡病院に入院が決まった人で、入院待ちというか、1ヶ月間待ってくれと言われたということだったんですね。そうしたことで、どういった要因があって、そうした待ちの状況が生まれるのかということについて伺います。
業務課長:患者さんの入院待ちにつきましては、個別な事情もあるかとも思いますが、一番多いのはですね、手術が決定しなければ、入院が決まりませんので、手術待ちの患者さんが一番多いいと理解しております。以上です。
井上議員:分かりました。是非、医師確保引き続き努力してもらいたいと思います。以上で終わります。