井上しんごブログ

北九州市議の井上真吾です。何かあったらいつでもどうぞ、私の携帯電話は070-5690-1423です。😄

八幡市民会館・八幡図書館デザインの絵葉書が完成!これを北橋北九州市長に送る運動開始

2016年04月22日 | 日記
東京の建築家の方が、作成した絵葉書が、たくさん地元に八幡に寄せられました。このハガキのあて名面を市長あてにして、その下段に、それぞれの、図書館、市民会館を残してほしいとのメッセージが書きいれられるように、作りました。

これから印刷作業に入ります。明日土曜日の6時半には八幡大谷市民センターで、多くの大学教授、建築家、元オランダ大使を迎えたシンポジウムを受けて、図書館解体が待ったなしの状況の中で、存続の会を始め、地元建築家グループ、その他、地元関係者による緊急会合を開きます。

やれることは、やろうということで、図書館解体をストップするための、解体差し止めの仮処分訴訟、民間法人への利益供与の疑いもあるとマスコミ記者が探っているなどに対する、監査請求。

この問題は、市が多額の税金で買い取った(実際は広大な一等地である平野小学校跡地と、大学施設との等価交換・差額の3000万ほどは、現金で清算)大学施設は、これまで大学施設として利用実績がありません。私が議員時代ですら、市の文化施設や市の研修所として使われていました。その高い家賃は税金で市から九州国際大へ毎年、長年支払われていました。

市の研修所といっても、駐車場は狭く、市内にはあちらこちらに、市所有のゴーストビル化した建物があるのに、なぜにまた、高い家賃を払って民間の使い道のない建物を借り上げる必要があるのかと、思います。大学側も市がずーと借り上げてくれたおかげで、法人運営に大きな損失を上げずに済んでいます。これだけでも、法で禁止された民間への利益供与の疑いがありますが、

さらに、この建物は建設から建物の償還期間が来て、約1年半後には、市有地を大学に貸していることの、賃借契約が切れることになっていました。その後の更新はなく、契約終了後には、老朽化した大学施設を解体撤去することが決められていたそうです。

つまり、あとちょっとで、この大学施設は、撤去されて、資産価値がなくなるはずでした。

しかし・・・。ここで何があったのか・・・

市は契約切れで資産価値〇になる予定だった、この建物を病院施設・図書館の移転先として購入し、その対価として大学側が喉から出るほどほしかった、市の一等地の平野小と等価交換したのでした。

〇円が数億円に化ける。市が等価交換をしなければ、あり得ない話です。ではほんとに等価交換だったのかについては、市議会で石田市議が質問しています。仮に等価だったとしても、〇円が数億に化けるなんて、マスコミの記者が嗅ぎつけるのもわかる気がします。

九国大の理事長は、元市助役(副市長)の方。大学と市の交渉経過について、市民団体が開示請求もTPP交渉文書よりもひどい、超黒塗り。国際交渉のTPPよりも、隠すってどいうこと?と思います。黒塗りの理由は、市民に混乱をきたすというから、よっぽど何かあるのかと勘繰りたくもなります。むしろ、どうどうと開示すれば、変に疑われないのにとも思いますが。

もともと、市立八幡病院は、現在地よりも西側に移転することがずいぶん前に決まっていたそうです。八幡病院の東側は、総合病院が多く、西が薄いことなどが理由です。私が病院が西区に移転すると聞いたとき、交通の便のより、市地域の真ん中である、八幡東区か戸畑区がいいと市と交渉した時に、市の担当の方が言っていました。

私は、西区ではなく、西側ということですかと聞くと、そうだと言われるので、だったら、平野小跡地は西側ですかと聞くと、平野小は今よりも西側ですとおっしゃっていました。それで、私は平野小だったら、今よりも西側なので市の方針とも違いませんねと確認したことがあります。

で、決まったの尾倉小跡地は、今よりも東側です。私は市内で唯一の1次から3次までの小児救急をやっている八幡病院を、西区に移転すると、市内の病院配置としてはかなり偏ると、当初決まっていた西区南部への移転を見直してほしいと話している時も、西側にするともう決まっていると、西側へということを何度も言っていました。それを私は、西区ではなく、西側だということで、あきらめ悪く、東区役所の担当者と一緒に、西区への移転を進めている八幡医師会との懇談などをしていました。

市や医師会は西へずーとこだわり続けていたのでした。しかし、すでに西への移転はすでに決まっているとしていたのに、それをいとも簡単にひっくり返して、東側になったのでした。

私は、市の中心地域である八幡東区に残せたと喜びました。地元の方も大変喜んでいただきました。市があんなにこだわっていた西側が、東側になっているけど、絶体絶命の状況で、西区への移転を撤回させて、残せたのでいいかと、尾倉小への移転は、駅も近いしいいかなと思っていました。それで市の担当者にもお礼を述べて、私の2期8年の任期が終わったのでした。

当初、尾倉小へ移転と報告があった時に、平野小よりも狭くないかと、今よりも狭くないかと確認しましたが、市は今よりも広くなるし、平野小よりも広いと言っていました。現在地は12,000㎡、平野小は13,000㎡、高台を除いて、14,000㎡という説明でした。それは、すでに数年後には解体される大学施設を外した面積を言っていたのです。大学施設を除くと10,000㎡になってしまうので、現在地よりも狭くなります。

当時の市は、契約では大学建物は撤去されて、その14,000㎡に病院を建てる計画を考えていたのでした。当然、八幡図書館はこれまでの議会答弁で、現状を戸畑図書館のようにリニューアルして使うことが説明されていましたし、だからこそ、エレベーターなど高いお金をかけて、整備してきました。

そのまま、使い続けるか不明だった旧戸畑図書館には、要望が強かったにもかかわらず、エレベーターは最後までつきませんでした。つまり、八幡図書館は、戸畑と違って、使い続けることを前提とした、バリアフリー工事が行われたのでした。尾倉小跡地に隣接する八幡図書館、八幡市民会館には手をつけないことを、確認し、私は、最後の人気であった三年前の2月のしんごタイムスあるように、新しく移転してくる病院との連携で、現図書館との連携、そして子ども病院機能が加えるにあたり、子どもたちが利用しやすい環境整備に合わせて、リニューアルを要望して、議会を後にしました。

その後です。うるさいのがいなくなったのかどうかしりませんが、取り壊されて、無に帰されるはずの建物を市が買い取ることが発表され、加えて、病院の敷地を図書館、市民会館用地に大きく張り出し、その土地を病院局が買い取ることが表明されたのでした。

これは、明らかに、約束違反です。市長が変わるなどしない限り、行政は一体性・継続性が求められますし、市が議会や委員会で表明したことは、いわば、行政の公約に等しいものです。近年、議員の発言が軽くなり、公約の反故がまかり通っている中で、国民主権から、それを問題視する世論が強まっています。

辺野古移設反対で当選した自民党国会議員も、その公約を裏切って、全員選挙区で落選してますし、安倍さんの写真入りで、TPP絶対反対の自民党も、国会で追及されて言い逃れできない状況に追い込まれています。

いわんや、市長・行政の公約違反は問題があります。市民には行政の継続性・一体性を踏まえた、期待権があります。市長がこう言っているんだから、議会でこう約束したんだからと、こうなるんだと、当然、市民は期待します。

すると、いつの間にか、その発言や公約が反故にされている、それはだめだと、意見しても、もう決まっているからと、受け付けない。戦争法の強行など立憲主義が壊されるという危機感がありますが、北九州市においても、住民主権がないがしろにされているのではないでしょうか。

裏で、こそこそやって、文書も出さない、黒塗りで、方向性を決めて、後で、後だしじゃんけんのように、少しづつ、小出ししいく。出来レースです。大相撲で問題になった八百長です。大人がこんなことをしてはいけません。議会が住民に公開された表であれば、ここで約束したことは守る義務があります。

小学校の卒業式、市長からのお手紙が届いていましたが、いいことが書いてあった気がします。子どもたちを裏切ってはいけない。発言に反しない背中を見せてほしい。

ここで約束したことよりも、裏の密室での議論を優先するなんてダメです。地上自治法にも反する、その密室会議に何の法的根拠があるというのでしょうか。行政は法律・条例など法に基づかなければ、何事もできません。これが法治主義です。

今、北九州市の議会・行政が、何者かわかりませんが、特定の有力者によって捻じ曲げられている気がしませんか。

これは、単に歴史的建造物を残す、残さないかだけの議論ではないのです。すべての市民の権利が踏みにじられる、市民だけでない、市民が選んだ議員すらも、市民に開かれた議会主義すらも無に帰す、そうした暗黒政治を許すかどうかの闘いなのです。

どうか、皆さん、それぞれのお立場で、情報収集を行っていただき、そして、その条件の許す範囲で、行動していただき、この北九州に、国民が主人公の、真の民主主義を勝ち取るための、お力添えをどうぞよろしくお願いします。


八幡の日本共産党も現地へ物資を届けます

2016年04月22日 | 日記
福岡市の日本共産党福岡県委員会は、共産党の被災地熊本への支援物資の一次集積地になっています。全国の共産党の事務所から寄せられる物資はここに集められ、ここから、現地の拠点である熊本県委員会に届けられています。トラック便で、週5日、福岡と熊本の県委員会をピストンしています。

熊本からは、共産党の市町村の地方議員が地域の避難所や、自主避難、自宅避難、車内で避難されている方からの要望を聞き、熊本市の県委員会からそれぞれ、物資が被災地に届けられています。しかし、被災地が広域にわたり、人手も不足しているなどで、共産党福岡県議団が熊本県委員会に届けた物資は、そのまま、南阿蘇まで届けてほしいということになり、高瀬県議が、直接届けたそうです。日帰りの予定だったのが、かなり時間がかかったと言っていました。

これまで、物資については、県内外を問わず、すべて福岡県委員会に集約することになっていたそうですが、すでに、県委員会は物資が入りきらず、県内の事務所については、直接熊本県委員会へ届けることになり、八幡でも、その準備が進められています。

2トントラックをお借りして、運びますが、被災地で必要としているものが、時間単位で変化しており、地元との連携を密に、ピンポイントの支援になるようにしたいと思っています。

ニュースでは、物資が滞っているという情報が伝えられますが、スマホやサイトなどで、自主避難所を含めて、どこに何人避難して、この物資はあるが、これがない、どこどこに届けてもらえば、だれが取りに行く、また、送る側も、その情報をもとに、こちらには、これらの物資があるので、どこに、どの団体が、いつ届けるなど、のマッチングサイトが必要だと思います。


20日深夜、フードバンク北九州の食材を熊本の受け入れ先へ出発

2016年04月22日 | 日記


フードバンク北九州に寄せられた、食品、災害支援物資は、代表の原田さんが、全国フードバンク協議会の方と、現地で支援にあたっている熊本のキリスト教の方と一緒に、18日に現地入りしたのに続いて、20日の深夜便で北九州~飯塚~熊本に向け、届けました。

北九州から飯塚への運搬には、災害ボランティアの友人と、JMITU(全国金属労組)の友人が2往復で、フードバンク事務所から届けてもらいました。フードバンク全国協議会からの物資は、これまで北九州の倉庫に搬入されていましたが、すでに一杯になったので、福岡市のグリーンコープの物流倉庫をお借りして、そこにいったん集められて、現地の集配所に届けます。

八幡図書館・八幡市民会館残したい!!! 元オランダ大使、リボン委員会、教授、建築家の方でシンポジウム

2016年04月21日 | 日記


東京の、村野藤吾応援団の方々が主催した、シンポジウムが八幡市民会館裏のレディース八幡体育館で行われました。私は準備を手伝いました。メンバーは層々たる方々で、村野藤吾初め、八幡の近代遺産が全国的に、いかに貴重かということがよくわかりました。元オランダ大使の方は、すごい情熱で、八幡図書館を壊さず、残してほしいと、強く強く、訴えておられました。地元静岡でも、明治の貴重な庭園と邸宅が、浜松市によって無残にも壊されたということでした。このような思いはもうごめんだと。

北橋市長、壊したらあかんよ。頼む、市民派市長。歴史を愛する文化人。

大手マスコミのえらい方も個人的に参加されていましたが、「北橋市長は、このような貴重な文化財を壊す人ではない」と言っていました。市長、八幡が育てた政治家である北橋健治さん。ぜひ、その恩をあだで返すようなことはしないでほしい。 

地元のために、一肌脱いでください。私の友人の病院局の幹部は、今の時点では局長以下、市の職員の力では変えることはできない。でも市長だったら変えることができる。取り壊しをやめて、残すことができると言っていました。

市長にも、このことは伝わっているでしょう。私が電話したことも。前の病院局長も私もよく知っている地元東区の方、前田祇園では本宮で一緒に山笠を引きまわした仲です。新しい幹部も、議員時代、東区の会長をしているとき、二人三脚でやってきた仲です。

市長、手紙も書いてます。政治判断で、取り壊しを止めてください。

中学校にエアコンが設置されました。

2016年04月21日 | 日記


息子の中学校の授業参観の際、天井を見ると、おや。エアコンではないか・・。議員時代、設置を求めて質問したことがありますが、甲斐あって設置されていました。先生に聞くと、春休みに工事があったということでした。暖房もあるし、エアコンもあるし、いいな~。と先生と立ち話しました。

エアコンがついたからといって、夏休みを短くするようなセコイことはしないでほしいですね。

ブラックバイト・ブラック企業学習会を行いました。労働相談を組合で受け付けています。

2016年04月21日 | 日記


全労連・北九州地区労連の道下さんをお呼びして、どのように、相談に乗るのか、使える法律とは、などについて、実際の事例などを踏まえ、学習会を行いました。6月ごろには、電話相談会も実施しますが、労働相談は、私たちJUMITU(全国金属)八幡支部で常時受け付けます。全国金属となっていますが、この組合は個人加盟の組合であり、金属関係でなくても、相談・加入できます。全国の労働組合の中で、労働争議の件数は日本一だそうです。いわゆるものいう組合です。でも中小企業とはともに闘う仲でもあります。

下がる給料 上がる物価 アベノミクス

2016年04月08日 | 日記


株を持っている友人・知人がいるので、最近の株安を心配していますが、給料が減って、消費も減っているのに、株貨なんて本来はあがりませんよね。

大量に円を印刷して、市場に流して、円安にして、モノが売れていなくても、利益だけが出るようにしただけですから、実体経済がついてきていません。

しかし、その副作用は、収入が増えてないのに、物価だけが上がるという、何たること。

経済は、印刷業じゃないんだから、本来は経世済民、世の中よくして、みんなを救うことですから、本来のことをするべきです。

少ない生産量で、みんなが満足に食べられない状態から、経済、商売をすれば、その回転力で、みんなが満足に食べられるようになる、不思議ですね。そのための、商売、経済だったわけですから。

紙切れを生み出すだけの、経済はいつか破たんしますよね。株をやっている人は多いですが、アベノミクスを肯定している人も、これまでいたと思います。

がしかし、株やっている人こそ、今や、反アベノミクスで、声をあげましょう。このままでは紙くずになりかねません。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の近江商人だましいが、今や大事ですね。売り手だけがいい経済は、ダメだというのが、ご先祖様の教えです。

枝光マジッククラブ4月スタート

2016年04月08日 | 日記


私が会長をしている枝光マジッククラブが4月から、新講座として枝光市民センターで始まりました。月一回で、基本は第一水曜日の午後6時から、一時間程度です。現在11名のメンバーでスタートしました。昨年末に、クリスマス企画として、単発で、私の知り合いである、中学校の教員であった、小倉南マジッククラブの会長さんを講師に、マジック教室を開きました。その教室が好況で、ぜひクラブにとの声を受け、クラブとなりました。

講師は小倉南マジッククラブの阿世賀さんです。どうぞ、お時間ある方はご参加ください。目標は秋の文化祭にショウをすることです。一回目のマジックは、ロープマジックと、目の錯覚を使ったマジックでした。

次回は、トランプマジックとロープマジックの続きです。

ちなみに、私は会長をしていますが、マジックはシロートです。目下デビュー目指して勉強中です。

高千穂の夜神楽

2016年04月08日 | 日記



息子の卒業旅行で、宮崎に行きました。私も小学校卒業の時に、家族で高千穂に来ていて、その時も高千穂神社の神楽を見ていました。30年ぐらい前です。

その時の印象としては、かなりエロかった思い出があります。初めての神楽で、あまり期待してなかったのですが、えっ こんなことしていいのと、子どもながら少し戸惑った思いがあります。しかし、会場は大爆笑で、エロくて、お茶目な神様が、会場に乱入してくると、見ている方が、キャー、イヤーと大歓声。

大いに盛り上がって、本場の神楽ってすごいなと思いました。

今回、少し、そんなエロ面白い神楽がまた見れるのかなと期待していましたが、さすが、外国人観光客の方が、多い昨今。エロさと、悪ふざけ加減は抑えられて、品行方正な感じになっていました。

それでも、最後の、夫婦で酒を飲むシーンなんかは、実においしそうにお酒を飲み、あー、日本人って、昔も今も、楽しくお酒を飲むのが好きだったんだなと。中宿八幡宮の宮司さんがおっしゃっていましたが、元来、日本人は、みんなと楽しく過ごすのが好きな、平和を愛する民族なんだと、言われていたことを思い出しました。

つまり、何とかなるさ、みたいな非常にゆるーい、今でいうスローライフ的な国民性だと思います。それは、日本の様々なお祭りに表れています。天岩戸の前で、うずめが裸踊りをしたように、神様を楽しませようとして、あの手この手でユニークな祭りがたくさんあります。

私の大蔵祇園の友人で、祭りで、飲んで、楽しくなって、人に水をかけたり、裸になったりする、楽しい方がいますが、一見ばちあたりに見えますが、いやいや違います。これが本来の祭りなのではと思うのです。神様は、堅苦しいものよりも、こういうエロチックなものを喜んでおられるのだと思います。私たちも、楽しんでいますが。

だから、宮司さんも、何も言いません。「ほら、始まった」と言って、笑顔で、その乱れ具合?を楽しんでいます。

最近の考古学で、古来、海から渡ってくる人や、文化を、受け入れて、それを取り入れて、仲良く暮らしていたと言われている日本人。古代、日本列島で、アイヌや沖縄島で暮らしていた人も、争いを好みませんでした。

それが、他人を認めずに、力で政治を行うとなると、過去の大戦のようなとんでもないことをしてしまう怖さももっています。真面目がゆえに、上からの命令を、疑問に思いながらも、突き進んで、しまいには、分からなくなる。

カンボジアに以前行ったときに、カンボジアの方は非常に融通が利かないなと思ったことがあります。彼らは日本人同様、非常にまじめで、働き者です。多くの日本人や外国人が現地で商売をしています。言われたことに忠実で安心して経営を任せられるそうです。

ですが、日本では融通が利きそうなことでも、カンボジアでは全く聞きませんでした。それは、上司の指示を守ろうとしているだけで、美徳でもあるのですが、現場の判断で、多少の融通はいいんじゃないかと思ったことがあります。

その国民性と、カンボジアのポルポト派の大虐殺、なぜ、こんな真面目で正直な国民性で、あんな残虐なことができたのか、疑問でした。

同じように、カンボジアと似ている国民性でもある日本人。中国やアジア地域で、同じ人間に対し、とんでもないことをしました。ホロコーストを起こしたドイツ人も、私たちと似ていると言われています。

真面目すぎるがゆえに、上官の命令は絶対だと、どんなひどい命令でも、やってしまったんだろうかと。当然、その命令を無視した日本人もいます。映画にもなった命のビザを発給した千畝さん。

当然、真面目なのはいいことです。でもバカ真面目ではいけないと思うのです。自民党の三原さんがポスターでバカ真面目を売りにしていますが・・・、それはそれとして、

やはり、自分で考えること、いくら、上司や上の人が、いうからと言って、それがいいとは限らないし、現場で、自分で判断することもあっていいことだと思います。

いや、そんなことしたら、首になるとか、仲間外れにされるとか、食べていけないとか、心配の声もあるかと思います。私も真面目ですから?、心配です。

でも大丈夫です。元来日本人は、のんびり屋なのです。そんなことを心配しなくても、みんなと楽しく平和に暮らしてさえいれば、飢えさせることはしないよということでしょうか。日本のこの自然(神様)は、私たちに豊かな豊穣をもらたし、そして、古来より、私たちの命をつないできました。このことは事実です。

でも、その自然(神様)や人間を支配しようと考えたり、自分中心で、自分自身が神になり始めた時に、日本人の魂を失ってしまうことになってしまうのかもしれません。神社の祭壇にあるかがみ、その仮名の真ん中にあるが。鏡を見つめる自分自身のが(我)をとった時に、かみ(神)になるということみたいです。我がないものが神ということだと、教えたもらったことがあります。俺が俺がでなく、和(平和)を大事にすることが、先祖からの、私たちへの教えなんだと思います。

日本の領土だ、俺たちのプライドなんだとか、中国や韓国よりも上なんだとか、そんな本来の日本人からかけ離れた、が(我)むき出しの思想で、今の政治が行われているような気がします。

別に、相手を立てて、こちらが引いてもいいではないか。我よりも、和を大切にすることが、日本人のブライドであってほしい。聖徳太子も言っていましたね。狭い了見で、買った負けた、どっちが上とか、そんな考えで政治をすると、国の道を誤ってしまいます。

高千穂の神楽を見て、夫婦でおいしそうに酒を飲む神々を見て、日本人って、こんなんだったんだな~、今も昔も楽しいことは変わんないなと思った、旅でした。