
おばあちゃんの心、まいの心、
言葉のひとつずつが、私の心にもしみいりました。
こんな綺麗な言葉を、私は発していただろうか・・。
こんな風に、寄り添っていたか自信がありません。
人間同士だけでなく、植物や物に対しても。
まいの気持ちがわかり過ぎる娘は、
「学校で読んでなかったら泣いていた。」と渡してくれました。
映画にもなってますね。
原作を読んだあとに映画を見ると、「ちがう・・」と思うことがあるけれど、
これは借りてきて、見てみたいと思いました。
おばあちゃんのうち、まいのお気に入りの場所、
私の中で思っているものと違っても、
あの言葉のひとつずつを、見てみたいなと思ったので。
他には、「神の領域」と「破弾」堂場瞬一 Amazon.co.jp
このどちらの主人公も周りにも、挫折を経験した人たちがいて
この登場人物達のいろいろな想いや生き方がおもしろく、
神の領域を読んで破弾を読むと、「やっぱり・・」と思えるところがあって少しだけ残念でした。
でも、刑事・鳴沢了シリーズはもう一冊「孤狼」があるので、読みます。