「その1」は福島飯坂温泉の伊勢屋さんにチェックインしたところまで書きました。
なんでそんな中途半端なところで?という話しですが、
もちろんあまりに1話が長くなるのも何だというのもありますが、
2日目があまり話題がないといこともあってのことになります。
なるべくつまらなくならないように・・・
さてチェックインして一息ついたらお昼が不作だったこともあるので、
外に出て食べに行くことにしました。
(夕食無し、朝食付きの宿泊プランでした)
ちょっと歩いて「う~ん、ピンチか?」と即感じました。それは、、、
水曜日ということもあるのか、ほとんどお店が開いていないんです。
「これはヤバいか!」と思いつつも、福島飯坂温泉はそこそこ町の
温泉なので、コンビニとかがあるので、「食えない!」ということまで
はないので、お気楽気分で飯坂温泉駅まで行ってみようと。
その途中、路地にある地図を見て、まず、「旧堀切邸」というのがある
のを見つけて、そこに寄ってみることに。
この旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家
ということでした。
敷地面積は、約4,000㎡(約1,230坪)あるということでかなりの広さ。
そこに、入りたかったけど、食事が先!と言い聞かせて、
入らなかったけど長い足湯がありましたね。
その次に見かけたのが鯖湖湯という共同浴場。
平成5年の改修工事までは日本最古の木造建築共同浴場とされ、
元禄2年(1669年)に飯坂を訪れた松尾芭蕉も旅の途中にこの湯に
入ったとされています、という由緒正しき共同浴場さんです。
これは夕食後に入ってみようと決めて、なおも飯坂温泉駅へ。
駅前にかかっている橋で大正時代のものだそうです
飯坂温泉駅は上下二段の地下鉄でもないのに珍しい構造でした。
夕食には、
ありつけました。
開いていたのは「万来」というラーメン屋さん。
「やっぱりラーメン屋さんとかになったね~」と思ったのは、
お昼に居た浄土平のレストラン棟で引きがあったのが
ラーメンだったんですね。
なにせ気温11℃でしたからね。
でも食べずに来た。正解!
ラーメンが来て食べ始めたら、ほどなく地域の商店会の方か
誰かが来られて「会合がある」とか。
さっそくのれんをしまい入れ、その後来店されてきた2組ほどは
お断りをされていて。
なので、私が本日最後のお客さん。食べられて良かったです~。
ジャストタイミング!!
その後、さっき見た鯖湖湯に入ります。
風情のある番台のおばちゃんに、ここは少し現代的な自販機で買った券を
差し出して入ります。
鯖湖湯の番台です
ふ~ん、と思ったのが、風呂場と脱衣場の境の壁というのか
仕切りというのか、これがないんですね。
服を脱いでいる所からお風呂の中にいるかのような雰囲気ですね。
海水浴で海の家で脱いでいるような。
もちろん海では水着着ていますけどね。
お風呂はね、入れたものじゃないんです、熱すぎて。
お客さん一人いて、最終的にらくらく入られていましたけど、
いやいや、足すら長く入れていられないですよ。
蛇口の無いお風呂なので、何もしないのも癪なので、
湯桶を二個キープして湯冷まし状態で使用して汗を流しました。
一人いたお客さんは
「そこに蛇口があるので水入れていいよ」って言ってくれ、
またお風呂の壁にも「水を入れることに苦情言わないでね」的な
張り紙がありました。
でも泊っている伊勢屋さんでもお風呂に入れるわけだし、
地元の方の邪魔をしようと来たわけでもないし、
曲がりなりにも汗は流せましたので、水を入れるのは遠慮しました。
もちろんその後伊勢屋さんで飯坂温泉のお風呂を楽しんだ
のは言うまでもありません。
でも、入れないほどではないのですが、熱めなことは熱めでしたが。
温泉はこれじゃないでしょうか(笑)
さて翌日です。
伊勢屋さんの朝食(お弁当形式でした)と朝風呂を楽しんで、
今日の第一目標は猪苗代湖畔のパン屋さん「こむぎ」さんに行って
パンを買うことでした。
福島飯坂温泉までえっちらおっちら走った山を右目に見ながら
東北自動車道をバキューンと走ります。
ツーリングプランの威力爆発です(笑)
磐梯熱海のICで降りてこむぎさんに向かいますが、
みごと撃沈。
11時くらいに着きましたが売り切れていました。
凄いですねぇ、お昼前に売り切れてしまうのですから。
パンが無くて残念とは思ったものの、バイクに積むのには苦労しそうだな
と思っていたので、お土産箱入りのものに変えられるのには
ホッとしたのと。
まぁ、積むのに苦労しても仕方がない!と、
そのくらい美味しいパンだったのですけれどね。
その後は喜多方ラーメンを食べに行きました。
最初に喜多方駅前に行きました。すごく昔ですが、
駅前にどこそこのTVに出ました~とか書いたラーメン屋さんが
数件あったイメージでしたが、今はちょっと雰囲気が違っていました。
駅の駐車場も有料で、クルマのみなのか、バイクも止められるのかも
分からなかったので、駅前はパスして、
駅に来る途中で見かけた「来夢」さんへ。
こちらはしっかり駐車場完備でした。
昨日の夕食もラーメンでしたが、やっぱりここまで来て
プラプラするなら喜多方ラーメンは外せないですよね。
おかげであっさり味のおいしいラーメンが堪能できました。
そのあと会津若松に入って鶴ヶ城とバイクを写真に収められないか?
と思ってひとっ走りしたのですが、そういうポイントが
分かりませんでした。
残念!
もし、このポイントが良いというのがありましたら教えてください。
冬になるので次に行けるのは早くて来年ですけれども。
帰ります。
さすがに疲れてきました。ので、帰りはマメに区切って走ろうと。
ハイウェイプランの起点は会津若松でもあるので、
すぐに高速に入って大丈夫。
気つけ薬がわりにリポビタンDを飲んで走り始めます。
2度めの休憩を那須高原SAで取った時に、
マメに休んだせいでそんなにダメージ無かったのですが、
Godivaカフェがあるのを見つけました。
ん~、悪くないかも!
と思って美味しいチョコレートドリンクを頂く。
営業は17時までって言ってたかな。
あと15分程度で終了というタイミング。
バッチリでした。
閉店間際・・・。これが今回のキーワードだったかもしれません。
あと1回、都賀西方PAで休んでしっかり浦和ICまで走って帰宅。
(いつも岩槻ICで降りてしまう)
無事に900km弱を走って帰って来ました。
今回、行く前は「折り畳みの椅子を出してのんびりしよう」と
思っていたんですね。
椅子を持っていたわけですよ。
でもね、椅子出して休むどころではなかった。
もちろんそうは言っても出せる場面はありましたよ。浄土平とかでなら。
でもね、11℃ですよ。
そこで椅子出しても、寒くてねぇ。
走ってしまうのはハイウェイプランを有効に使いたいという
貧乏症であることもあるかもね。
浦和から猪苗代に行くだけで¥4600とかになるので、
¥5100のハイウェイプランの元がどうこうということは
もはや考える必要がないということは、
猪苗代に降り立ったときにすでに分かっていたことなのにね。
とはいえ、行きたいなと思っていたところには全部行けた。
平日なので思ってたより空いてて、
今一つ気分が盛り上がらないところはあったけど、
行きたい場所に行けたので良かったです。
たまには一泊の旅、いいですね。
多少雨に当たったって行くしかない。
これも迷わせられることがなくて悪くない。
また暖かくなったら行きたいなとすぐに思ってしまいました。