昨日は家族で温泉に行こうとゆ~ことになった。
ところが次男が前日に派手に転んでヒザを大きく擦りむいてたんで、
温泉にはダンナと長男だけが行った。わしと次男は図書館に行く事にした。
探してたのはトルストイの『火は早めに消さないと』と
『人にはどれだけの土地がいるか』だったけど、
どっちも在庫は無かった。ちなみに本屋にも無かった。
ふと見つけた絵本が『しにがみとおばあさん』で、これがオモロかった!!
体が思うように動かなくなったお婆さんは畑仕事をしながら、
「何で年寄りがいつまでも働かなきゃいけないんだ。」とグチりだして、
「もう死んでしまいたい。」とポロッと言ったら死神が迎えにやって来る。
慌てたお婆さんが、「こんなに草がぼうぼうじゃ行けない」と言うと、
死神が持っていた大きなカマであっという間に片付ける。
ここまでは死神のキャラ
が生きてる。
でもお婆さんが、
家が散らかったままじゃ自分の葬式をあげるのにみんなが困るだの、
汚れ物(衣類)が多いとだらしないお婆さんだと思われるだの、
最後にとびきりのごちそうが食べたいだのいろいろ言う訳。
そしたらそれを死神が全部
応えてあげる。
掃除はするわ、洗濯物はするわ、料理はするわで、
全然キャラじゃないとこが、ものすごオモロかったわ~
続きは図書館でどうぞ
わしは物語のラストを先に聞いても全然平気な人なんだけど、
そうじゃない人の方が多いみたいだからさ~