

ほぼ1年ぶりくらいかな、ピアノのレッスンへ行ってきました。
スタジオへ30分も早く着いてしまって
受付の方が「今日は他に予約ないのでスタンインウェイの部屋使って良いですよ」と、
料金はそのままになんとスタインウェイを使わせてくださいました。(嬉し涙)
しかも、待合室で待っていたら20分も早く「もう使っていいですよ」と。なんて太っ腹なんだろう(号泣)
すぐさまお言葉に甘えてしまいました。
このスタジオの方は本当に音楽を、ピアノを愛しているなんだなとまたまた感動。
スタインウェイが置いてある部屋は当初予約していた部屋より1時間あたり1100円高いので、こう言う貧乏性なところお恥ずかしながら全然眼中になくて当たり前のように安い部屋を予約してました。
でも、初めて弾いてみて「楽器が教えてくれる」ことがあるんだなぁと、
私のようなレベルでも確かにそう思います。
下世話ですが値段にしたら1000万円以上の楽器ですから絶対買えないけど、スタジオ代にプラス1100円なら多少無理をしてもレッスンの時はがんばって使わせてもらおう。
ちょうど、最近よくyoutubeで聴くピアニストがいつもスタインウェイで弾いていて、その音色がハートに直に届く美しさで(ピアニストの実力が素晴らしいのもすごく大きい)とても憧れてました。
あぁスタインウェイを弾いたらどんな感じだろうってずっと思っていました。
なので、びっくり思いがけない大きなプレゼントだったの。
(でも、毎日弾いてる母の形見のカワイのアップライトも骨太で素朴で大好きよ。カワイが拗ねるといけないから^^)
レッスンは、すごく本質的なところに気づかされた時間でした。
このリズムパターンを弾けばいいかなと安易に選択していたりとか、ギターやパーカッションの弾き方やリズムパターンをそのままピアノで使おうとしていたりとか、表面的な部分で辻褄を合わせようとしていた自分を深く自覚。
全部違う楽器なのに、表面的な技術をつけることばかり考えていて、なにかを取り繕うようなことをしていた。どう聴こえるか、どう聴こえたら認められるのかというような他人の目(耳)が無意識のうちに基準になっていたのかなとまた自覚。
大事なのは本質でその大事な本質をどのように音として表すかという風に考えるのが筋だと気づきました。いえ、気づかせてもらいました。
なので帰宅してからは練習を変えました。
練習しながら、音楽以外でも同じようにしているかもしれないと反省しながら。
例えば、自分と他人とは生まれ育った環境も、人生の目的も、思考も違うのに同列で比べてみたり、受け入れられないことに悩んでみたり、自己嫌悪に苦しんだり。
全部ナンセンスだった。違うなら違うなりにそれぞれが自分らしく良い音色で鳴って表現すればいいだけ。
また音楽から教わりました。
夜はイヴァナ・チャバックのエモーショナルダイアリーオンラインマスタークラス。
こちらもみっちり3時間各自が自分の本質に迫る時間。
自分を深掘りするのは恐いし、思考と行動パターンが浮き彫りになるのは恥ずかしいし、まぁとにかく骨が折れる。
何事も誰のことももちろん自分のことも裁かないのがルールだけど、知らず知らずのうちに「善」「悪」を判断している自分がいます。そんな自分にもまた善悪とラベルを貼って。。
ほんと、忙しいものだわ。
ご苦労さま、自分。
対症療法の上塗りで取り繕う先に自分への信頼感は見つけられないから、こうしてコロナきっかけにいろいろ失った時期には良い機会を与えてもらったと思います。
読売カルチャーセンター火曜日も再開となりました。
ドアは開けっぱ、人と人との感覚もとって、マイクは使用禁止
などなど制限はたくさんありますが。
オフィスの方に「フェイスシールドしますか?」と聞いていただきましたが、私には必要ないし、目の前にプラスチックの幕が降りていると声が自分に反響してきそうで耳をやられてしまいそうなので「大丈夫です」と辞退。あれを付けて演奏できる人なんているんでしょうか。
グループレッスンは半数弱の方が、個人レッスンも変わらずに来てくださってありがとうございました。
こんな時になかなか集まれないし、しかも歌だし、例えばうちの父が「カルチャーセンターで歌ってくる」なんて家族に言おうものなら大反対にあっていることでしょう。
そう思えば、こうやって集まるのはとても貴重な時間だなと思います。
この先もどうなるか分からないので、音楽を分かち合える時間を大事にしようと思います。
皆さんともすごい長いお付き合いになってきました^^
話は変わりますが、トウリーディング的には(というか一般的に)足の親指と耳が連動しているそうです。トウリーディングのゾーン理論の講義で教えてもらいました。
マスクしていると耳が疲れたりよく聞こえないのは、ずーっとマスクのゴムで耳を圧迫しているからなんだそうです。
水着の素材でできた柔らかい布のマスクをプレゼントしていただいて、全然違う!とびっくりしましたよ。
最近は夏用に保冷剤を入れるマスクもあるようですが、なんだか重そう。耳が疲れそうですね。耳が疲れたら足の親指の訴えを聞いて大事に大事にしてあげましょう。
ついに赤紫蘇を入れました。
本来は赤紫蘇を洗って、乾燥させて、塩もみして、梅酢で発色させるのですが、
去年から手抜きをしてこう言うもみ紫蘇を買っています。
農薬50%減の赤紫蘇だそうです。(カルチャーセンターのビルの地下の自然食品屋さんで買いました)
6月ってなんだか全然調子が出ないですが、梅干し作りが気をきゅっと引き締めてくれます。
自律神経が一番乱れる季節じゃないかと思います。
最近お能の本に書いてあった「すり足呼吸」と言うものに挑戦中。ゆっくりゆっくりな動きをすることで心が集中できてとても気持ちがスッキリします。