まだ解除した世の中について行けてない私です。
数日前から手術後はじめて本格的にリハビリのヴォイストレーニングを始めました。
もちろん喉はまだ締め付けられるような感覚が取れなくて、とても歌うどころではないくらい話しているだけでも疲れてしまうのですが、
諦めて逃げては一生このままかもしれないし、時間が自由になるこんな時に頑張らなくていつやるんだと、本当に突然ふと思ったんです。
ちょうどいい先生が見つかったので思い切って。
海外で最先端の科学的なヴォイストレーニングを身につけた若い先生からオンラインで学べるなんてすごいことよね。
内容は、これまで自分がやってきたことや教わってきたこととそんなにかけ離れているわけではないけれど、あらためて体系的に理解して、頭と身体にたたき込んでます。
結局、(解除されたとはいえ)こんな風に何もかもが止まって、私の場合は手術で今まで積み上げてきたものがなくなってしまって、どうしたらいいのかなって心の中ではずっと彷徨っていたんだと思うので、
自分の人生、もう歌うことからは離れられないし、それなら真正面からまたぶつかっていくしかないなってやっと行動できました。
これまでもずっと練習していたけど、結局声が出ないし身体も辛いから諦めてしまっていました。
ヴォイストレーニングのメソッドや考え方はどんどん新しく合理的になっていて、科学的に再現性がある方法が海外特にアメリカではどんどん研究されています。
最低限の解剖学の知識も必須なので、この機会に喉頭筋群や軟骨たちもおさらいしてます。先生がいるから一人じゃないって思えるところがいい。
呼吸
声帯
共鳴
調音器官(歯・唇・舌・鼻腔など)
調整装置(耳)
の5つについて、理論と実践の動画が用意されていて質問は随時できるようです。つい全体像が知りたくて昨日と今日で全部ざっと通してみたら足腰立たないくらい疲れました。
しかもこれって声も身体も健康な人用なので、私のように声が不自由な人にはちょっときつい部分もあって、やはり敗北感でいっぱいになることもあります。
こんな思いをするなら手術なんてするんじゃなかったと何度も思ってしまったけれど、
もう一度自分に向き合う良い機会を作ってもらったと思って、マイナスからやり直し。
声は神様がオーダーメイドでその人だけに作ってくれた特別な楽器です。
こんな緻密で、人間味があって、言葉も一緒に奏でられる楽器は声だけだし、自分の声の音色は世界に一つです。
きれいな声じゃなくても、磨き続けることは義務であるとさえ思えてきます。
呼吸のトレーニングメニューが無茶苦茶きつい。骨盤底筋・腹横筋・内腹斜筋を総動員して息を吐いているので、最初頭がクラクラしました。でもお腹が引っ込むので頑張る😊
めげずに相変わらずまたサンプル仕入れました。これは中国のメーカーが作っているパソコンスタンド。本来なら新製品で春の香港の展示会に並ぶはずだった商品なのですが、コロナで国際展示会も軒並み中止だったのでね。メーカーさんも大変です。
なかなかスタイリッシュで使いやすいのですよ。こんな時にはるばる海を渡ってきてくれてありがとう😊
ちょっと使い心地を確認中です。
今日は嬉しいことがありました。
製造が遅れていたコーヒーメーカーのペイントが終了したってJackさんがメールくれた。涙。
工場の様子や出来上がった商品の写真も送ってくれて、ほんと涙出そう。ハグして回りたい気分。
ちゃんと日本のコンセントがついて(すごいことなのよ!私にとって)、100Vで50/60Hzで、PSEマークもついてる。ここまでくるのすごく大変だったので感無量です。
明日くらいには出荷してくれるということなので、少しだけホッとしました。でもまだ油断禁物。今回学んだのはまさにこれ。油断禁物。
何も信じちゃいけないし、何が起きるかわからないと思っていて間違いないです。