明けましておめでとうございます。
バタバタバタと年末があっという間に過ぎてゆき、なんとか大晦日の大掃除を終えてぐったりと年越しそばを食べてギリギリお正月です。
お花の教室へ行けず手近な材料でお正月風の飾りを作りました。しめ縄だと良かったんですが、秋に伸びてきたツタでリースを編んでおいたのでクリスマスのようなお正月のような飾り。
この年末につくづくと実感しました。
義務感で行動すると本当に疲れるなぁって。
『年末年始だからやらなければいけない』とか『いつもお世話になってるから断ったら失礼』とか思い込んでることが案外多くて、
あれもこれもやらなくちゃとほとんど洗脳されてる自分に気づくこの頃です。
掃除もおせち作りも、お正月飾りも
気力体力満ちて楽しく創造的な気持ちでできれば捗るし、何より全然疲れず楽しいのです。
今年は地元の栗とサツマイモで甘露煮から作った栗きんとんがとっても美味しくできました(^^)紅白なますも自分で育てた大根で作ったので愛着ひとしお。
来年も好きなものだけ作ろう。おせちってお砂糖が年間摂取量の半分くらい入ろうかという勢い。
ひとまず直近の目標。
アレンジピアノのレッスンをすでに数ヶ月先まで定期的に先生にお願いしているのでまずはそれが優先。みなさんそうですが、レッスンの時は先生は他のお仕事をいれないでいてくれるのでこちらも当然ながら最優先。あえて言わないし契約もなにもないけど、私にとって最も大切なのが大切な人との信頼関係を維持することです。
それから自分へのお正月休みの大事な宿題は、ボーカルグループレッスンの年間カリキュラム作り。
年末にやりとりしていてハッとしました。当初カルチャーセンターで講師を始めたのが2013年。その後いまの形でグループレッスンを続けさせてもらって、ずいぶん皆さんとのお付き合いも長くなり本当にありがたいとしみじみ思います。
コロナ禍と言われる風潮のなかで、よりによって歌のレッスンを大きなスクールで続けるためには、いろいろと意にそぐわないことを受け入れざるを得ないというギャップに心身耐えられず、講師の仕事は辞めたのですが、思いがけずクラスのみなさんの情熱でこうして小さく続きました。
なので、このグループレッスンは私の教室ではなくてみなさんの教室です。気持ちにこたえたくて続けさせてもらってます。
スタンダード・ポップスってものすごく広いので、私もずいぶん勉強になりました。なにより嬉しいのは、これまでは受講生のみなさんがやりたい曲を聞いて選んでレッスンしてたのが、昨年くらいから私が決める年間カリキュラムのなかの知らない曲もみなさん積極的に取り組んでくれること。そしてご自分なりに歌えるようになってること。
素晴らしいことだなって思ってます。
知ってる曲を歌ってみたいというのは誰しも考えることですが、そこからもう一歩いくのが好きじゃない曲も歌ってみることだと思ってます。
私自身最初ジャズボーカルを教わった時に先生が毎週のようにどんどん知らない曲ばかり課題としてくださって、辛かったけどそれがものすごく力になってます。
形式、feel、メロディ、コード感、などなど知らない曲だからこそ無意識につかみとろうとするし、いろんな演奏探して聴くし、すべて音楽力に繋がる気がします。
お正月の澄んだ空がとてもきれいですね。
心豊かな一年になりますよう。