へ行ってきました。
来年2月に来日ワークショップするイヴァナの演技メソッドの事前勉強会。
基本的に俳優しか参加しないのですが、私は歌手枠で入れてもらいました。
演技なんて私には関係ないと思っていたけれど、イヴァナのメソッドは生きる上での素晴らしいコーチングになるし、歌唱にも不可欠です。
そこに共通点を見いだせるか見いだせないかで得るものはまったく変わると思いました。
現に、ある有名なギタリストもこのイヴァナのメソッドを演奏に取り入れているとのこと。
演技も演奏も、私は仕事だって家庭の用事だって人付き合いだってすべて自己表現だとおもっているから、
すべてに通じると思います。
12時から17時のボリュームあるセミナーは、まず12メソッドの勉強、続いて映画をひとつみて最後のシーンのメソッドによる分析でした。
私のトウリーディングの先生である沙織さんのパートナーである白石哲也さんがイヴァナの本を翻訳して出版、毎年日本に呼んでいるそうで、お二人が講師として丁寧にイヴァナ思いを教えてくれました。
私以外はみんな俳優さんだったので、なんだかそれぞれが連れてくる空気がシャープな感じ。
殺される役だって、生まれながらの病気の役だって、ホームレスの役だって、台本上の主役ではなく、個々の登場人物それぞれのストーリー上ですべての役者がヒーローになること。
これがイヴァナのメソッドです。障害は多ければ多いほどいい。
障害を力にしてヒーローになるんです。
それが俳優の仕事。
私たち普通の人も一緒です。
どんな役だってヒーローにするのがコーチングという意味では、沙織さんはトウリーディングとイヴァナのメソッドに共通点を見いだしてらっしゃるだろうと想像します。
ただ、頑張れ、やればできるという暑苦しいものではなくて、
メソッドがあるのだから学ばない手はない。
ブラッド・ピットもハル・ベリーもイヴァナに学んだと聞きましたよ。
イヴァナはふだんL.A.のスタジオではマスタークラスか、超ビッグな俳優しか教えていないので、このワークショップはとても貴重な機会になるそうです。
去年見学で参加した人は、舞台上に一回は見たことある俳優ばかり受講生として出てきて、演技がどんどん変わっていくのがびっくりだったと教えてくれました。
エスプレッソに少しヘーゼルナッツのお酒を入れるととっても美味しい&温まる❤️😊