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秋の花束🌱🌿🌼
昨日youtubeで観た徳島大学名誉教授の大橋先生のチャンネルのお話から「バランス」と言うことを考えました。
自然界にはウイルスは大昔から存在していて、それを人間がコントロールしたり消したりすることはできない。
そのウイルスのおかげで私たちは生きている。
何かの要因によってウイルスが増殖しすぎてしまうと問題になるだけであって、ウイルスの存在は悪いものではない。
と言うお話でした。起きている現象に翻弄されて人格まで変わっている人もいるけれど、そもそも私たちって自然の中で生かされているんじゃなかったっけと思い出させてくれるとても良いお話でした。
https://www.youtube.com/watch?v=aitROCnnLG8
「それぞれの生物が長所短所を持っていて、それをお互いに補い合いながら生きている」
「人は一人では生きていけない」と言うことはそう言うことなんじゃないかなと思います。
トウリーディングの授業で、「ポラリティ」と言うことを学びます。ポラリティとは「極性」と言う意味で、例えば「女性性と男性性」「陰と陽」。授業では「左と右」と呼んでました。
で、その時のクラスは5名が女性で全員右(私含む)、1名が男性で生粋の左。
生物学的な性は関係なくて、先天的にも後天的にもその人が持っているもの。
私の場合は、多分生まれ持ったものは「左」なんだけど育った環境で完全「右」になったと思う。
右と言うのは、男性性・陽。自分が動くことで物事をコントロールしようとする。考えるより先に身体が動いている。(母がそんなタイプ。)
すぐに環境を変える。(引越しとか転職が多いのも右。)でも自分が変わることを恐れるため、自分を変えようとするよりも環境を変えようとするんですね。
あと、考えも行動も「先回り」がとっても多いです。だからすごく疲れる。疲れるけどやめられない。自分を変えないで環境を変えようとするから。笑
引越しするのとか全く苦じゃないし、仕事も数ヶ月おきに変わっても大丈夫。毎日同じ場所で終身雇用とか全く考えられないです。
基本的に「右の人」って狩猟民族なので、定住できないんです。食べ物を狩に行っちゃうんですね。
物事を良い悪いで判断することほど愚かなことはないと思うし、悪いって言われても右の人は変わらないから。笑
大事なのは、自分がそう言う性質を持っていると知っておくこと、そして自分と違う人もいると知っておくこと。
必要なのは棲み分けなんでしょうね。
そして、あんまりにも引越しや転職が多くなりすぎて自分が疲れたりお金がなくなってしまったりしたら、
「右に偏りすぎているんだなぁ」と自覚してみれば良いんじゃないでしょうか。
お互いにないものを相手が持っているから生きていける
そう思えば、害になる人もものもウイルスもいないんじゃないかと思います。
こちらの本もとてもわかりやすかった。
女性性・男性性に偏りすぎるとコミュニケーション上どのような問題が起きやすいか、どのように対処していくのが良いか
と言うことがよくわかった!
「知る」と言うのはすごく大切なことですね。
「知らない」と言うことを「知る」のもすごく心を自然に戻してくれます。
今、世の中にはこれまで私たちが使ったことのない言葉が氾濫して「クラスター」だとか「感染拡大」だとか
そう言う専門用語の定量的な定義があるのかないのか、確認しないまま聞いたり使ったりしています。
そしてゴミみたいな情報ばかり入ってくるので頭に気が上りすぎて、身体は動かさないからバランスが大きく崩れて何ヶ月もそんな状態で過ごしています。その上マスクまでして呼吸もままならなく。
昨日の大橋先生のyoutube観ていたら、
「そうか、私たちは何も知らないんだな」と言うことが心地よかった。
コントロールしようとしないこと、自然に生きること、
こう言う気持ちになると雑草の一つになれたみたいに強くなれます。
(雑草って、抜いても抜いても生えてくるし、コンクリート突き破っても生えてくるものね!)