🎥 『家に帰ろう』 を観ました。(1)

今年最初に観た🎥作品は深～い主題にユーモアのエッセンスがあちこちに
ホロコーストを免れアルゼンチンに渡って生き抜いた老人(88歳)がポーランドの恩人に
“ある物”を届けようとするロードムービー
彼が徹底的に憎むドイツ、その名を口にする事もその地を踏む事も拒絶する
頑固で理屈っぽい老人は親切な女性達＋青年の助けを得て友の住むウッチを目指す
深い顔の皺は彼の哀しみの数だけ、不自由な右足は青年時代に受けた拷問のなせる業
パリの案内所の場面は言語の違いが如何にコミュニケーションの不在を招くかを感じた
会いたい恩人は alive or dead　それが問題だ
家族と過ごしたポーランドの家こそ彼の家だ🏠
原題は『The last suit』で“ある物”とはスーツの事でした
この🎥の🐇は4つ
(blog内の写真はヤフーより拝借)