🎥 5月後半に観た映画 3本

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
ケイシー・アフレックがアカデミー賞主演男優賞を受賞してこれは必見と
思って公開を待っていた、当初、主演はマット・ディモンの予定だったのを
彼はケイシーに譲ってプロデューサーとして参加している
ケイシーの方が断然適役なりマット・ディモンが演ずればマイナー感が薄れそう
主人公のリーは故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーを離れボストンで人嫌いで孤独に
淡々と生活をしているがそれは想像を絶する辛い悲劇が起因していた
中盤にその事件がわかるのだが、バックに流れる『アルビーノのアダージョ』が最高泣ける
リー役においてケイシーは彼の持ち味である無表情が最も功を奏している
一生癒えない心の傷を抱えやんごとなき理由で故郷に帰る事になったが
それからの日々が段々と再生に踏み出す一縷の光を生んだ様だ
元妻と偶然に再会した場面はお互い思いの丈を吐露して会話が成立しない演出が秀逸
さすがミシェル・ウイリアムズもアカデミー賞助演女優賞にノミネートされている
うさぎは５つ
『灼熱』
首都圏などでは昨年の11月に公開したようで我が街神戸では5月にやっと公開された
いつかいつかと首を長くしていた
クロアチアの民族対立を縦に時代を追って恋人達の3つのストーリーが同じ俳優で演じられている
どの章にも黒い大きな🐕が目立たなく登場する、この🐕は何？神様
単一民族の日本人には想像出来ない理不尽さを美しい映像が際立たせていた
うさぎは3つ
同じ様なタイトルで6年前の🎥『灼熱の魂』があるがこれはうさぎ5つ
『ちょっと今から仕事やめてくる』
数年前に原作を読んで良かったと言う印象はあったが細部はうろ覚え
予告編を見てあーこんなストーリーだったと自分の記憶のいい加減さに呆れていた
福士蒼汰の大阪弁、工藤阿須加の今時真面目青年度、吉田剛太郎のパワハラ全開
どれも最高原作と違う終盤はグローバルになった
うさぎは4つ