のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.09.14のお稽古(四ケ伝)

2024-09-14 20:28:04 | 茶道

花 秋海棠

 茶花がいよいよ無くなってきました。

相変わらずの猛暑で準備の段階で汗が落ちるというなか、

今日は着物に着替えるのは止め、洋服の上に稽古着で失礼しました。

お休みが多いので、四か伝の人は「大円の草」と「盆点」です。

縁高に三種の菓子

饅頭「朝汐」・棹物「観月の宴」・水菓子「豊水」

小習

 ● 長緒

先週に引き続き長緒の稽古です。

初めての長緒ですので、扱いを丁寧に繰り返します。

 ● 重茶碗

 客の人数が多く、一椀では人数分の濃茶が練れないときに二椀の茶碗を用いて行う点前です。

一椀目の茶を常の通り練って出し、服加減を聞いたら続けて二椀目の茶を練る。

一椀目の茶碗で常の通り仕舞い付けます。

二椀目の茶碗が戻ったところ。

拝見に出します。

茶入 高取耳付

茶杓 不見斎(写し)

仕覆 二重蔓唐草牡丹金襴

 

 二人の弟子と私の三人のみの稽古は、細部まで見ることが出来て良い稽古が出来ました。

 

 


2024.09.07のお稽古(小習)

2024-09-08 11:27:17 | 茶道

花 白桔梗・藪蘭・秋海棠

花入 末広籠

 白桔梗が一輪だけ咲いてくれました。

待合の短冊

「清光」月と萩の画賛

軸 「一葉落知天下秋」(いちようおちて てんかのあきをしる)

 足立泰道筆

八月は夏休みをいただき、久しぶりの稽古です。

外は相変わらずの猛暑ですが、茶室は一足早く秋の風情です。

新しいお仲間を迎えて、ゆったりとしたお稽古です。

 席入り、初炭手前のあと小習のお稽古です。

 ● 薄茶運び点前

 水指 萩

 茶碗 菊絵

 棗  秋草蒔絵

干菓子 吹き寄せ・広島レモンショコラマドレーヌ

 先月末に孫夫婦が顔を見せてくれました。その時のお土産です。        

こちら茶碗は稲穂に雀絵です。

 ● 長緒

茶入 瀬戸の内海(だいかい)

茶杓 九代不見斎作(写し)「白露」

仕覆 永観堂

 久しぶりの濃茶は格別でした。

 


大学の稽古(2024.09.05)

2024-09-07 17:25:47 | 茶道

花 金糸梅

 我が家の茶花がいよいよ無くなり、大学の構内に咲き残っていた花を頂きました。

まだまだ猛暑が続く中・大学の稽古です。

天候の不順のせいか、体調を崩す学生が続出しています。

この先涼風が吹き始めると、さらに体調管理が難しくなりますから気を付けたいですね。

菓子 「鬼灯(ほおずき)」

 ● 薄茶運び点前

配置が決まっています。

茶酌を清める帛紗の形良いです。

一生懸命右手で茶筅を振りました。

柄杓の節より3センチの所で手を止めてこの動作になります。

なので、親指と切り止めが離れすぎました。

 ● 薄茶棚点前

柄杓の節のすぐ下を持てています。

引き柄杓も合が釜の縁に平らに置かれていて良いです。

このまま丸を作って下ろします。

菓子 チョコウエハース

人数が少なかったので、二回目のお稽古用に用意しました。

 ● 薄茶棚点前

柄杓の持ち方が良いです。

合が垂直、切止めが膝より拳一つになっています。

きれいに点てられました。

薄器は金輪寺を使用しました。

茶酌の銘は「菊壽」だそうです。

欠席者が多く、ゆっくりした稽古が出来ました。

 


大学の稽古(2024.08.29)

2024-08-30 21:15:42 | 茶道

花 ヤブラン・秋海棠

 台風の影響で豪雨の予報が出ていましたが、大した雨に合わずに済みました。

夏休みなので、10時~15時のけいこです。

先週の菓子 「夏菊」

菓子 「ずんだ餅」(中にずんだ餡が入っていました)

 ● 薄茶棚点前

建水を運び出して座ったところ

座ると同時に手は膝に置きます。

お茶を点てる時に湯を入れた時は「切り柄杓」

 ● 茶箱「卯の花点」

茶を出した後の点前座

古帛紗を敷いて茶をだします。

拝見に出した道具が戻ったところ。

 ● 薄茶運び点前

湯を入れた後は「置き柄杓」

水を入れた後は「引き柄杓」

 ● 薄茶運び点前

「鏡柄杓」

サウスポーですが右手で点てました。

 

 


2024.08.22(大学の稽古)

2024-08-23 14:05:46 | 茶道

花 金糸梅・木槿

熱風にさらされた花たちは、葉が焼け蕾はしぼみ

咲くのを諦めたかのようにぐったりしています。

東京でのゲリラ豪雨のニュースに恐怖を覚えて、着物は諦めて洋服で出かけましたが小雨程度で済みました。

連日の「雨雲接近」のメールに身動きが出来ません。

今日は休みが多かったので、ゆっくりと稽古が出来ました。

 ● 薄茶棚点前

道具の位置、鏡柄杓とも言うことはありません。

中仕舞をして、仕舞い水を入れ、柄杓を構えて釜の蓋を締めます。

替え茶椀で仕舞います。

拝見 帛紗握りこんで棗の蓋を開けます。

 ● 薄茶運び点前

水指・茶碗・棗を運び出しました。

建水を持ちだし柄杓を蓋置に引いて、建水進めて居前を正して呼吸をととのえます。

まだ始めたばかりで、順番を覚えるのが精一杯です。

 ● 薄茶運び点前

こちらも始めたばかりですが、位置、所作が決まっています。

建水の位置丁度いいですね。

清めの作業に入ります。

 ● 薄茶棚点前

棗・茶杓・茶筅・茶碗の順に清めます。

二服点ててもらいました。

お菓子は雪餅で「夏菊」でした。

写真は次回❕

写真のお陰で後から気づくことが多々あります。