移行期危機 2 2009年10月05日 | 読書・映画 (昨日の続き) トッドによれば、この移行期危機は出生率が2レベルに低下していくと共に沈静化するそうです。世界最大のイスラム教国家であるインドネシア(日本の2倍の人口を有する)の出生率は2000年現在、2.7です。西欧化が進んでいるトルコは2.5、核疑惑で揺れている元祖イスラム原理主義のイランも2.6です。イスラム人口の多い旧ソ連のアゼルバイジャン、トルクメニスタンといった国々も軒並み2レベルに . . . 本文を読む