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(昨日の続きです)
ブログ主が住んでおります福岡市中心部ーJR博多駅周辺や天神地区は、インバウンドの観光客でいつも賑わっています。韓国、中国、台湾など東アジア系の観光客が多いのですが、最近は欧米系と思われる観光客も増えています。ブログ主のような住民からすると、いったい何を観光しにくるのか不思議なのです。福岡市中心部に観光スポットと言えるものは余りなさそうだからです。市内のタクシーの運転手さんの話ですと、大型ドラッグストア、百円ショップ、大型量販店などが東アジア系の観光客に大人気だそうです。一時期のような「爆買い」は減ったそうですが、それでもドラッグストアで化粧品や市販薬などを大量に買っていくそうですし、百円ショップの品揃えを「見て楽しむ」という観光客も多いそうです。ブログ主が不思議に思うのは、そういった百円ショップの商品は、たいてい中国、台湾、ベトナムなどで作られているのに、なぜ、わざわざ日本に来て買い物やウィンドウショッピングをするのか?ーということです。上記の運転手さんのお話では、上記のような業態が彼らの母国に余り無いのではないかとおっしゃていました。あっても上海のような大都市にしかないのではーとのことでした。なるほど、そうなのかなと思いました。また市内の住吉神社のような古代からの伝統的な神社は外国観光客にも人気のようで、よく駐車場に大型観光バスが止まっています。上の写真は昨年12月の博多駅前で開催されていたクリスマスマーケットの様子ですが、人出が凄いです。インバウンドの観光客も大勢います。最近は「観光公害」などと揶揄されるインバウンドですが、この賑わいは1年に一度の祭りで賑わう村落の景色なのかもしれないとブログ主は思うのです。「サピエンス減少」のそう遠くない将来には、この賑わいも、まるで「祭りの後」のように幻のうたかたのように消えてしまうのではないかと少し寂しく感じました。