博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

モニタリング-BCL

2007年09月08日 | 思い出
 私自身もモニタリングに凝っていた時期があります。
 皆さんはBCL(Broadcasting Listening / Listener)って御存知ですか?
海外の短波放送や中波放送を聴取したり、受信報告書を放送局に送ってエキゾチックなデザインのベリカード(受信証明書)をもらったりして楽しむことです。特に珍しい海外の日本語短波放送を受信することが1970年代に大学生、高校生の間で大流行しました。国内電機メーカーはこうしたブームに対応して簡便な短波受信機を売り出し、これもブームになりました。ソニーの「スカイセンサー」やナショナルの「クーガ」などが有名ですね。私も中学3年の誕生日に両親に頼み込んでナショナルの「クーガ」を買ってもらいました。ポータブルタイプとはいえ3バンドの本格的な受信機でした。当時でも2万円以上したのです。よくそんな高価なものを買ってもらえたものだと今思えば不思議です。それからというものBCLに凝りまくっていました。
 海外放送局もいろいろで、受信が容易な局と難しい局がありました。旧ソ連のモスクワ放送(現在の「ロシアの声」)、中国の北京放送(現在の中国国際放送)、北朝鮮の平壌中央放送などはチューナーを少し触っただけで受信できました。これらの共産圏の局は大体中波でも受信できたと記憶しています。ワライカワセミのインターバル・シグナルで有名だったラジオ・オーストラリア、ビッグベンの鐘の音で有名な英国BBC、フィリッピンのマニラ・コーリングなどが比較的受信しやすかったと記憶しています。
 ずいぶん頑張ってチャレンジしましたがついに受信できなかったのが、赤道直下の南米エクアドルの「アンデスの声」。インターバルシグナルが「さくらさくら」のメロディであったことは余りにも有名でした。
このように私自身も海外放送のモニタリングに熱中していたわけです。

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