博多住吉通信(旧六本松通信)

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カカオの薬効

2010年02月23日 | 科学
 内藤くすり博物館には温室があり、熱帯産の薬草類も栽培されています。写真はカカオの実です。
 カカオは中米のマヤやアステカ文明で栽培されていましたが、コロンブスによってヨーロッパに知られるようになりました。当時は薬として用いられていたそうです。歯痛、喉の炎症、胃腸・肝臓病、解熱、毒消しなど万能薬として治療に用いられていたということです。 カカオ豆に含まれるテオブロミンという成分は、カフェインと同じアルカノイドの一種で、カフェインほどの興奮作用はありませんが、大脳皮質を刺激し思考力を高めたり、やる気を起こしてくれます。また、強心剤や利尿剤としても効果があるそうです。またカカオに含まれるココアバターには、天然の抗酸化物質が豊富に含まれており、コレステロールや中性脂肪を減らす効果があるそうです。意外なことにカカオには大量の食物繊維が含まれており、便秘に効果があるため、大腸ガンの予防にもなるそうです。またカカオマスポリフェノールは抗酸化物質としても有名ですね。発ガン、成人病や老化の防止に効果を発揮するそうです。さらにカルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル分も豊富に含まれているということです。

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