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写真は内藤記念くすりの博物館で食べた薬膳料理です。鳥と白身魚のフライ、イカの和え物、カボチャのサラダ、フルーツ・・・とごく普通の食材です。ただハト麦や五黄等々種々様々な薬種が調味料として使われています。私は薬膳料理というと蠍やセンザンコウなど一種のゲテモノのようなイメージを勝手に持っていましたが、実際は全く違うということが良く分かりました。旬の食材を、その栄養素や特性に基づき食事者の体調を考慮して選択する―そういうごく「当たり前」の配慮をすることが薬膳の本質だということを学びました(随行されたK先生の受け売りですが)。