博多住吉通信（旧六本松通信）

　ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

宇宙への水しぶき

2009年11月06日 | 宇宙開発・天文
　NASAの土星探査機カッシーニは氷で覆われた土星の衛星エンケラドスの南極域から噴き出す水蒸気流（プルーム）の撮影に成功しました。11月2日にカッシーニは水蒸気の成分を採取するため、限界まで降下、表面からわずか102.7キロの至近距離まで降下に成功しました。報道によれば水蒸気には有機化合物が含まれていたそうです。また噴出孔付近からは熱が発散されていることも明らかになったそうです。
ソースです　⇒ ttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009110401&expand

写真はNASAのサイトから引用させていただきました。こちら⇒http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/whycassini/cassini20091103.html

　以上の事実から、エンケラドスには水、熱、有機物といった生命に必要な材料・環境がそろっていることになります。たとえば火星の表面には水はあるが低温で有機物が紫外線で破壊されて存在しないので火星表面よりもエンケラドスの方が生命存在の可能性が高いかもしれません（火星の場合は地下に生命の可能性があるとされる）。

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