ただ個人的な釣行日誌

すみずみまで読んでください

ドル安だ

2008年03月20日 01時48分23秒 | Weblog
円高ドル安が進んでいる。エコノミストの話では、円が高くなった訳ではないらしい。ドルが一人で沈んで行っているようだ。

米国に友人や家族がいてお金をやりとりしている人、米国から物を直に買っている人(売っているひと)は、額が大きくなればなるほど神経をつかう。

実は少し前、600ドルくらいの買い物を、家内がした。そのとき一ドル106円だった。

荷物が届いたのが、昨日(19日)。このとき、99円台である。

実は友達(日本に住む)からオーダーをとって送らせたのだが、この代金をまだ回収していないのだ。まさか「あのときのレートで払ってね」など言うわけにいかない。相手は確実に損をした気になる。

良くて、中間をとらせてくれ、というとこだろう。

これからもドル安は進みそうなので、オーダーを取るときに代金をもらえば、全くこの逆になるのだが。

昔、私の本棚にh・フィギーjr.という人が書いた本があった。題名は忘れたのでネットで探した。1995年 合衆国破産―かくて、ドルは紙クズとなる という題名だったが、私も含めてほとんどの人には半分冗談のような本だったに違いない。

フィギーjr氏は、ドルは2円まで行くと言っていたのだが、もちろん95年に破産なんかしなかった。

その後、増田俊男という投資家が、2005年頃にはドルは紙屑になる、と書いていた。

なんかノストラダムスの予言が外れたあとの、予言の修正版、新解釈が出ていたが、あれに似ているな。

しかしドルが潜在的に破綻(?)しているというのは、多くの人が指摘しているところだ。アメリカは、ドル紙幣がどのくらい流通しているのか把握していないということである。偽紙幣も多いし。