中性脂肪は細胞の仕組で減らせる
冬野菜が“寒い環境”で代謝(デンプンを糖分に)して甘くなるように、ヒトの体も褐色脂肪細胞を“寒い環境”にして代謝(中性脂肪を熱に)して消費するダイエットです。
脂肪を減らす薬があれば良いのですが有りませんね。脂肪を分解するのを促進するサプリメント、抑制するサプリメントとも違います。痩せるポイントを刺激するだけで体の仕組ですみやかに中性脂肪を分解して体のヒーターに消費する画期的なダイエットです。
ホメオスタシス恒常性の体熱維持を活かすのはあなたの身体です。簡単ですので手元にあれば1年中できます。
目次
1、植物のミトコンドリアは「デンプン」を分解して「糖質」に変える
2、哺乳動物のミトコンドリアは「中性脂肪」を分解して「熱エネルギー」に変える
3、「背中クールタイ」は着けるだけ
4、まとめ
1、植物のミトコンドリアは「デンプン」を分解して「糖質」に変える
白菜などの冬の野菜が甘くなるのは、寒さから身を守るために、水分を減らして(エネルギーをATPの形でデンプンなどに貯蔵)糖分やビタミンを増やして甘くなっていきます。
光合成で細胞内に貯蔵した「デンプン」を分解して「糖質」に変えて糖分を増やします。美味しくなるのにはATPを作るミトコンドリアが必要だったのですね。
栗の甘くなるのも同じです。0℃前後で保存すると糖分は増えていきます。
冷蔵庫に入れることで栗も冬だと錯覚を起こし貯め込んだ「デンプン」をアミラーゼが「糖質」に変え甘くなっていきます。
植物の細胞にも生命力が宿っています。「デンプン」を分解して「糖質」に変えるのはミトコンドリアが担います。
2、哺乳動物のミトコンドリアは「中性脂肪」を分解して「熱エネルギー」に変える
褐色脂肪細胞を寒冷刺激すると脂肪を熱に変えることはマウス実験で確立されていますね。
冬野菜が寒さで甘くなります。栗も冷蔵庫にいれて甘くなったように、私たち人間もミトコンドリアの力を活かしましょう。
ヒトの身体も寒さを感じると交感神経の指令で「熱を作れ!」とノルアドレナリンが分泌してリパーゼが脂肪を分解して褐色脂肪細胞の中に多く含まれているミトコンドリアが熱・産生して「熱エネルギー」に変えます。この代謝を繰り返すことで褐色脂肪細胞が活性化してミトコンドリアは増えると言われています。
3、「背中クールタイ」は着けるだけ
背中の熱を逃がすと放射冷却で温度を下げるので寒い環境になります。寒い環境になるとすみやかに中性脂肪を分解して体のヒーターに消費し始めます。
4、まとめ
寒い季節はもちろん暑い季節はエアコンの下できます。運動時、活動時に30分で有酸素運動80分の消費カロリーと同じ効果が、安静時に120分で有酸素運動40分の消費カロリーと同じ効果が出ています。ミトコンドリア様様です。(個人差があります)
どなたもご自身の細胞に寒さを負荷するとミトコンドリアを生かしたミトコンドリアダイエットができます。中性脂肪を代謝できると相乗効果で生活習慣病対策にも若返ることも体に良いことがたくさんあります。ネットでお調べください。
最後に、お断りしておきますが「背中クールタイ」は寒中水泳、冷水シャワーなどと同じように褐色脂肪細胞を寒冷刺激する環境を作る商品で効果を約束するものではありません。ただ、冬野菜が甘くなるように体も仕組みで寒いと熱を作り温めてくれます。
こちらからお買い求めできます。
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