部屋の写真

2008年10月12日 | 本と雑誌

部屋の写真がとても好き。

都築響一さんの「TOKYOSTAYLE」ようなのは特に。

裸を撮られるより自分の部屋を撮られるほうが恥ずかしい

そう感じる人が多いと都築響一さんは言う。

わかるような気がする。

部屋の中はいたって個人の趣味で埋め尽くされる。

洋服の趣味、飲んでるインスタントコーヒーの銘柄

家具やカーテン、電化製品、好きな味のポテトチップス

読んでいる本、聴いているCD、

使っている化粧品、整理整頓加減・・etc

少し乱雑で、今もそこに誰かいる感じのする

温度が感じられる部屋の写真がとてもぐっとくる。

、、

最近、アウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガー(1973没)

の部屋の写真集を買った。

彼の仕事は色々な雑誌で紹介され映画にもなったので

あえて触れませんが。

彼のエネルギーが詰まった彼の部屋。

彼の空想世界で埋め尽くされている。

彼の部屋の写真は私の好きな種類の部屋。

一つのことに夢中になって、夢中になって

夢中になった乱雑さ。

そんな混沌とした感じが、わたしはたまらなく好きなんです。

そしてこの本の触り心地がまたいいんです。

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