秋の夕暮れに自分の影をみる。

2008年10月16日 | 思う

制作している時間って孤独です。

部屋にこもってもくもくと手を動かしている。

秋の夕暮れ、早めにつけたランプが、

わたしの影を床や壁に落としてくれます。

家の中で歩く私の影も。

テーブルや椅子、椅子の背に掛けたシャツの影も。

影が

わたしが生きていることを

わたしが感じる瞬間でもあります。

そして動きはしませんけれど、

テーブルや椅子や脱いだシャツさえも、

その落ちた影を見ていると、

生きているように見えるんです。