石日記

以前にご紹介した本、よしもとばななさんの「海のふた」の中に素敵な文章があります。

「人と人が出会うとき　本当は顔なんかみていないのだと思う。
　その人の芯のところをみているのだ。　
　雰囲気や、声や、匂いや・・・・そういう全部を集めたものを感じとっているのだと思う。」

その感じ方は、石を選ぶ時と似ています。
見えないものを、感じとる。
私も初めてのお客様とお話するときに、その方の芯のところをみるようにしています。

その方の一番好きな石と芯のところは、何故かとても似ているのです。