日月 *HIZUKI* 日記

 天然石、手作りアクセサリーのご紹介と店主の日記

「違うこと」をしないこと

2019-02-20 | 本日記
「違うこと」をしないこと
クリエーター情報なし
KADOKAWA


大福食べたい!と瞬時に思った表紙は、消しゴムハンコ作家の「とみこはん」という方の作品でした。

吉本ばななさんの本は、とても大切に作られているのが伝わってきます。

私がこの本を最初に読んだ時は、ちょうど「違うこと」をしようとしていた時でした。

それは、誰かから見た「違うこと」ではなくて、私自身にとっての「違うこと」です。

薄々は気づいていたけれど、何故か「頑張らなきゃ」と思っていました。

自分にとっての「違うこと」をしないことは、「頑張らない」ということではなく。

「頑張れてしまう」ことだと思います。

私の好きな人たちは、一般的には少し変わっている人が多いです。

でも、その人にとっての「違うこと」はしていないのがわかって、気持ちがいいのです。

吉本ばななさんは、私にとってそういう方です。

この本には、お二人の方との対談もあるのですが、その方達のことは正直よくわかりませんでした。

サラッと読み流して、その前と真ん中と後の文書を何度も読みました。

人生って究極はそうだな…と思っていたことが、162ページに書いてありました。

そして、100ページのあとがきには、ばななさんの小説に対する想いが書いてあって、
「ずっと考え実践し続けてきたことで到達した場所」をこれから読む新刊で感じていきたいです。
コメント
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