おはようございます😊
今朝も気温が低くて、日の出前は全てが凍っているかのように静かでした。
本日も暖かくしてお過ごしください🍀
昨年、地球交響曲第9番を観てきたのですが、年が明けてから、龍村仁監督が旅立たれたことを知りました。
2022年12月18日に第9番に出演されているコバケンこと小林研一郎さんの指揮による「第9演奏会」を堪能されたあと、2週間は何も食べず、飲まず、動かず、ご家族と共に年を越されて、年が明けた2日に、ご家族に見守られながら、静かに旅立って逝かれたそうです。
とても悲しいことなのですが、最期の時は監督らしくて、今世のお役目を全うされたんだろうと感じました。
そして、まるでゾクチェンのようだと。
ゾクチェンは、チベットの宗派を超えた自由で普遍的な思想です。
ゾクチェンの教えという本を読んだだけなのですが、龍村監督の最期のご様子から、ゾクチェンの修行者のようだと思いました。
ゾクチェンの修行者は、僧侶になって修行する人ばかりではないので、周囲の人も気づかないのですが、日常生活の全てが修行の場になっていて、最期の時も自ら悟ると言われています。
地球交響曲という映画に貫かれている思想も自由で普遍的で、これから先も共感できる人達にずっと引き継がれていくのだろうと思います。
全ての存在は、繋がり響きあっている。
日々の暮らしの中に、聖なる営みがある。
大切な映画を遺してくださって、ありがとうございます。
ご冥福をお祈りいたします。