【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

お膳立てしてくれる現場のほうが、長く続くのはアタリマエ

2008-02-12 05:57:25 | IT土方(外注という立場について)
お膳立て、といっても、いたれりつくせり、なんて誰も期待しちゃいない。
オイラたちが求めているのは、アタリマエのこと。

まず、道具(PC、入館証、ファイルサーバへのアクセス権、メアドetc)が準備されていること、あるいは、即座に準備されること。
次に、アサインがおおよそ決められていること。
次に、向う1週間ぐらいの、確認しておく資料、引継ぎスケジュールが明確になっていること。

願わくば、個人、あるいは自分が属するチームに対する長期的役割期待と短期的作業期待が明確になっていること。

つまり、言いたいのは放置されないことだね。

最初のお膳立てをしっかりしている現場はね、要員の稼動に無用な空きが生じることを、すごく怖れているということだよ。
それがどれぐらいの金銭的損失になるか、ということをよーく知っている。
だから、新しく入る要員の立ち上げを早めるというのは、SIerにとって死活問題なんだ。これほどまでに外注が増えてくると、ね。

やるべきことは、カンタンだ。要員が入ってきたときの立ち上げフロー、手順、担当を明確にしておくことだ。
「みんな忙しいから」と逃げたりしないで。
そこにリソースをつぎ込むことだ。

新規要員の最初の1ヶ月のケアの品質の良し悪しで、定着率はものすごく変わってくると思うぞ。