こんにちは!文化の日、気持ちの良い秋晴れに恵まれました。
さて、この時期になると思い出す一篇の詩がありますのでご紹介します。
オーストリアの詩人、リルケの「秋」という詩です。
木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように
空はるかにある庭が枯れたように
いやいやの身ぶりをしながらも 落ちる
そして この重い地球も 夜々に
ほかの星たちからはなれて さびしいところへ落ちる
ぼくらはみんな 落ちる このぼくの手も落ちる
まわりをごらん なにもかもが落ちる
でも ただひとり この落ちるみんなを
両方の手でこよなくやさしくうけとめるひとがいる
木の葉から地球まで、ひいてはそこに立っている私まで、落下という物理現象には
誰しも逆らえないものですが、そこに身を委ねきった時、初めて出会える「手」が
あるのだと思います。
簡単な言葉を重ねて、読むひとの心の深いところにしっかりと根を張る、素敵な詩
だなあと思います。
今日の写真はこちら!
先日お花屋さんで買ったケイトウ。
燃えるような色が綺麗ですね
さて、この時期になると思い出す一篇の詩がありますのでご紹介します。
オーストリアの詩人、リルケの「秋」という詩です。
木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように
空はるかにある庭が枯れたように
いやいやの身ぶりをしながらも 落ちる
そして この重い地球も 夜々に
ほかの星たちからはなれて さびしいところへ落ちる
ぼくらはみんな 落ちる このぼくの手も落ちる
まわりをごらん なにもかもが落ちる
でも ただひとり この落ちるみんなを
両方の手でこよなくやさしくうけとめるひとがいる
木の葉から地球まで、ひいてはそこに立っている私まで、落下という物理現象には
誰しも逆らえないものですが、そこに身を委ねきった時、初めて出会える「手」が
あるのだと思います。
簡単な言葉を重ねて、読むひとの心の深いところにしっかりと根を張る、素敵な詩
だなあと思います。
今日の写真はこちら!
先日お花屋さんで買ったケイトウ。
燃えるような色が綺麗ですね
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