ルネッサンス以降の美術を簡単に、お話しします。
ルネッサンスの最盛期は、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロという三人の巨匠が出て、華やかでした。
その理想的な美術が誕生した後、やや、そのスタイルに飽きて来て、マンネリの時代を迎えます。それを、マニエリズムと読んでいます。
ミケランジェロの少し誇張した表現もマニエリズムに入れて考える美術史家もいるのです。
理想に飽きると、少し形をゆがめることを考えるのでしょうか?
やはり、書道の例でいえば、楷書を書いている内に行書になるような感じだと思います。
ポントルモとか、グレコなどの、体を縦に伸ばしたような表現が一番分かりやすい例でしょう。

ルネッサンスは、16世紀までですが、その終わりがマニエリズムと言われて、その後、17世紀に入るとバロック美術、18世紀をロココ美術と区分けされています。
バロックと言う言葉は、音楽でも有名ですからみなさん聞いたことがあるでしょう。
しかし、意味をご存知でしょうか?
意味は「歪んだ真珠」です。
綺麗な形の真珠ではなく、形の悪い真珠なのです。
ルネッサンスに比べると、すこし劇場的な絵が多くなり、自然さを失っていくからでしょうか。
ルーベンスを見ても、カラバッジオを見ても、ドラマチックな表現が多いですね。
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また、ロココとは、
意味は、「貝殻模様の壁」という意味です。
地中海風レストランなどにいくと、白壁で壁を塗りつけたときの跡がそのままデザインになっている状態を見ることがありますが、そこに貝殻模様を押し付けたようなものをご存知でしょうか。
または、壁に実際に貝殻が刺しこんであるようなものもあると思います。あれをロココというそうです。
実際には、ベルサイユ宮殿の椅子やソファーのデザインを思い浮かべてほしいのですが、その花柄のデザインがまるでロココのようだということで、名づけられました。豪華な花柄模様のことです。
ーーーーーーー
バロックは、力強い、迫力のあるドラマチックな表現で、ロココは宮廷の豪華な装飾的表現というイメージで捕らえると分かりやすいと思います。
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バロックは、
私がバロックの三角形と勝手に呼んだ三人、ルーベンスとカラバッジオとベラスケスを覚えて、それからレンブラント、グレコ、カラッチなどを覚えてくださいと言いました。
ロココは、
バトーのシテール島の巡礼から始めて、ブーシェの美しい乙女の水浴、フラゴナールの読書をする乙女の横顔などを頭に入れてみると、イメージが纏まるでしょう。
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そして、その後は、19世に入って、新古典主義のダビッドにつながっていきます。
以上、ルネッサンス以降をまとめてみました。
ルネッサンスの最盛期は、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロという三人の巨匠が出て、華やかでした。
その理想的な美術が誕生した後、やや、そのスタイルに飽きて来て、マンネリの時代を迎えます。それを、マニエリズムと読んでいます。
ミケランジェロの少し誇張した表現もマニエリズムに入れて考える美術史家もいるのです。
理想に飽きると、少し形をゆがめることを考えるのでしょうか?
やはり、書道の例でいえば、楷書を書いている内に行書になるような感じだと思います。
ポントルモとか、グレコなどの、体を縦に伸ばしたような表現が一番分かりやすい例でしょう。



ルネッサンスは、16世紀までですが、その終わりがマニエリズムと言われて、その後、17世紀に入るとバロック美術、18世紀をロココ美術と区分けされています。
バロックと言う言葉は、音楽でも有名ですからみなさん聞いたことがあるでしょう。
しかし、意味をご存知でしょうか?
意味は「歪んだ真珠」です。
綺麗な形の真珠ではなく、形の悪い真珠なのです。
ルネッサンスに比べると、すこし劇場的な絵が多くなり、自然さを失っていくからでしょうか。
ルーベンスを見ても、カラバッジオを見ても、ドラマチックな表現が多いですね。
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また、ロココとは、
意味は、「貝殻模様の壁」という意味です。
地中海風レストランなどにいくと、白壁で壁を塗りつけたときの跡がそのままデザインになっている状態を見ることがありますが、そこに貝殻模様を押し付けたようなものをご存知でしょうか。
または、壁に実際に貝殻が刺しこんであるようなものもあると思います。あれをロココというそうです。
実際には、ベルサイユ宮殿の椅子やソファーのデザインを思い浮かべてほしいのですが、その花柄のデザインがまるでロココのようだということで、名づけられました。豪華な花柄模様のことです。
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バロックは、力強い、迫力のあるドラマチックな表現で、ロココは宮廷の豪華な装飾的表現というイメージで捕らえると分かりやすいと思います。
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バロックは、
私がバロックの三角形と勝手に呼んだ三人、ルーベンスとカラバッジオとベラスケスを覚えて、それからレンブラント、グレコ、カラッチなどを覚えてくださいと言いました。
ロココは、
バトーのシテール島の巡礼から始めて、ブーシェの美しい乙女の水浴、フラゴナールの読書をする乙女の横顔などを頭に入れてみると、イメージが纏まるでしょう。



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そして、その後は、19世に入って、新古典主義のダビッドにつながっていきます。
以上、ルネッサンス以降をまとめてみました。