世の中、美術だらけである。言い換えると、デザインだらけである。
およそ、人が作るもので、デザインのないものはないだろう。
部屋を見渡して、みてもらいたい。今、私は自分の部屋に居る。ベッドがある。セミダブルである。寝像が悪いので、ベッドから落ちるといけないから、この大きさにしている。買うときは、それを考えたが、やはりベッドの高さとマットの凹み具合など考えたが、一番に気になったのは、デザインである。大抵は、誰もが見かけのデザインを見て判断し、値段や機能面はその次にくるのではないだろうか。まあ、機能面もデザインには違いない。
このようにベッド一つとっても、作る人は使う人のことを考えている。それがデザインなのである。
見渡してみれば、家具も照明器具も、壁紙も絨毯も天井板まで、全て作る人のデザインが入っている。そう考えたら、デザインのないものはない。それは、美術の分野である。
もちろん我々は、そのどれをとっても作る側ではない。買う側、すなわち見て選ぶ側である。良いものを選ぶには、良いものを見る目が必要とされるだろう。
だから、美術を学ぶ意味があるとまでは、結論つけないが、少なくとも、自分をとりまく環境として、デザインだらけであることは、お分かり頂けると思う。
まず、そのことを踏まえておこう。とにかく、我々は美術に取り巻かれているのである。だから、美術なんて関係ないと言うことはできない。
ーーーーーー
作る側に回ることは、あまりないと言ったが、果たしてそうだろうか?自分で言っておきながら、はたと考えてみると、そうではないことに気づく。
それは、今こうして書いていても、書きながら一行空かした方が読みやすいだろうかとか、読点の打ち方はどうしようかとか、写真を入れるならどの辺りがいいかななどと考えている。これもデザインでないか?
美術の教員だったから、学校のパンフレット作りなどの広報の仕事を任されたこともあったが、ポスターなどの直接のデザインでなくとも、会議の資料を作るにしても、文化祭などの行事で必要なものを作る場合でも、常に美術は必要とされている。
いろいろな企業のイベントでも、看板関係、パンフレット、マスコット人形、会場レイアウトなどなど、いろいろなところで、デザインが必要とされているように思う。
そのときに、センスが問われたりする。今回の企画は誰がやったの?などと、話題になることがある。少し、今までと違ってセンスが良かったりすると、それがその人の出世の糸口にならないとも限らない。どこにチャンスが転がっているかは、わからないのだ。そのセンスがきっかけになって、商談がまとまる場合だってあり得る。そういうことは、数学が少し得意だとか、学生時代は学業成績が良かったなどということでは、得られないことだろう。
自分の作る側としてのデザインが、そのように生かされることがあるということも知っておいてよいのではないだろうか。
そう考えたら、他の教科より美術は重要な科目ではないだろうか。
ーーーーーーー
商談ということで、思いついたが、釣りバカ日誌という映画がある。あれは、釣りが好きなために、意気投合し、それがきっかけで商談がまとまるというケースがかなりある。それと同じで、美術が好きでつながる人間関係がある。それが、商談を成功させることもあると思う。やはり、他の教科よりも美術は重要である。
およそ、人が作るもので、デザインのないものはないだろう。
部屋を見渡して、みてもらいたい。今、私は自分の部屋に居る。ベッドがある。セミダブルである。寝像が悪いので、ベッドから落ちるといけないから、この大きさにしている。買うときは、それを考えたが、やはりベッドの高さとマットの凹み具合など考えたが、一番に気になったのは、デザインである。大抵は、誰もが見かけのデザインを見て判断し、値段や機能面はその次にくるのではないだろうか。まあ、機能面もデザインには違いない。
このようにベッド一つとっても、作る人は使う人のことを考えている。それがデザインなのである。
見渡してみれば、家具も照明器具も、壁紙も絨毯も天井板まで、全て作る人のデザインが入っている。そう考えたら、デザインのないものはない。それは、美術の分野である。
もちろん我々は、そのどれをとっても作る側ではない。買う側、すなわち見て選ぶ側である。良いものを選ぶには、良いものを見る目が必要とされるだろう。
だから、美術を学ぶ意味があるとまでは、結論つけないが、少なくとも、自分をとりまく環境として、デザインだらけであることは、お分かり頂けると思う。
まず、そのことを踏まえておこう。とにかく、我々は美術に取り巻かれているのである。だから、美術なんて関係ないと言うことはできない。
ーーーーーー
作る側に回ることは、あまりないと言ったが、果たしてそうだろうか?自分で言っておきながら、はたと考えてみると、そうではないことに気づく。
それは、今こうして書いていても、書きながら一行空かした方が読みやすいだろうかとか、読点の打ち方はどうしようかとか、写真を入れるならどの辺りがいいかななどと考えている。これもデザインでないか?
美術の教員だったから、学校のパンフレット作りなどの広報の仕事を任されたこともあったが、ポスターなどの直接のデザインでなくとも、会議の資料を作るにしても、文化祭などの行事で必要なものを作る場合でも、常に美術は必要とされている。
いろいろな企業のイベントでも、看板関係、パンフレット、マスコット人形、会場レイアウトなどなど、いろいろなところで、デザインが必要とされているように思う。
そのときに、センスが問われたりする。今回の企画は誰がやったの?などと、話題になることがある。少し、今までと違ってセンスが良かったりすると、それがその人の出世の糸口にならないとも限らない。どこにチャンスが転がっているかは、わからないのだ。そのセンスがきっかけになって、商談がまとまる場合だってあり得る。そういうことは、数学が少し得意だとか、学生時代は学業成績が良かったなどということでは、得られないことだろう。
自分の作る側としてのデザインが、そのように生かされることがあるということも知っておいてよいのではないだろうか。
そう考えたら、他の教科より美術は重要な科目ではないだろうか。
ーーーーーーー
商談ということで、思いついたが、釣りバカ日誌という映画がある。あれは、釣りが好きなために、意気投合し、それがきっかけで商談がまとまるというケースがかなりある。それと同じで、美術が好きでつながる人間関係がある。それが、商談を成功させることもあると思う。やはり、他の教科よりも美術は重要である。