昨日、鯨類調査のエキスパートS氏に10月に香港で撮って帰ってきた
「シナウスイロイルカ」の画像を頂きました
この種は東シナ海、インドネシア、インド洋からオーストラリア北部の沿岸域で
生息していますが、時には河川や汽水域へも足を運ぶことがあります。
(この種の生態は分からない事が多く、亜種も存在するようで、スマトラ島を
境に東側で生息している種を「シナウスイロイルカ」西側で生息している種を
「ウスイロイルカ」と分類している場合もある)
この体型と、体色が独特ですね~
(特に上の写真めちゃくちゃかわいくないですか)
このシナウスイロイルカは分布域や年齢、個体ごとに体色が変異しているようで、
香港にいるイルカはその体色から通称「ピンクイルカ」とも呼ばれています。
新生仔は暗灰色~灰色の体色で産まれてくるが、年をとるにつれて体色が薄く
なり成体になると白っぽい体色~ピンク色になっていくようです
photo by saino.s
香港では開発等で生息地が悪化しているといわれており、このままではこの周辺の
シナウスイロイルカは絶滅してしまう可能性があると危惧されてます
そんな中、今回のウォッチングでは20頭ぐらいの群れが姿を現してくれたようで、
たくさんの良い写真が撮れたようです
いつまでも人と生物がうまく共生できるような地球であってほしいですね
私も現状を知る為にお金を貯めてぜひ行ってみようと思います