北海道から帰る頃、台風が北海道へと向かっていたので、飛行機は揺れ揺れで帰ってきました
なんとか無事、羽田に到着しホッ
そして、翌日に開催された「第2回伊豆諸島くるまざフォーラム」に参加してきました!!
前回も参加したが、こんな機会がないとなかなか他の島のガイドさんや島繋がりが
ないので、ぜひとも参加したかったフォーラム。
今回はアジア航測のCさんと三宅支庁のHさんのレクチャー。
どちらもとても楽しみにしていた講座
特許を取られている赤色立体地図は三宅島のジオ看板にも多数使われています。
こちらは坪田地区の山腹にある金曽沢の赤色立体地図。砂防ダムもあるよ。
こちらは月の赤色立体地図。
クレーターがはっきり写っているうえに、半分より下の左側にはなんと火口もあるそうな
じゃ~ん!!!
今回のフォーラムのメーンイベント
伊豆諸島の巨大海底赤色立体地図です!!
ワークショップでは、各島のメンバーが自分の島の赤色立体地図を厚手ボードに貼って
さらに模型にする作業を行いました。
自然ガイドキュルルのメンバーもこのフォーラムの為に上京し参加。
みんなで三宅島の赤色立体地図を作り上げました
こちらが三宅島の赤色立体模型
伊豆諸島全ての島の赤色立体模型が集結!!!
伊豆諸島全部の島の赤色立体地図模型ができあがり、巨大伊豆諸島海底赤色立体地図に
のっけてみました。
ドローンを飛ばしているみたいに、各島をの上を飛んでいる風に動画を撮るCさん
完全に童心に帰られてました(笑)
そして、午後からは前回のフォーラムでは八丈島に勤務されていたHさんの黒潮に関する
興味深いレクチャー。
黒潮はただの温かい流れではなく、立体的で流動的な巨大な流れなんですね。
黒潮の幅は100km、深さは500m~600mにも及びます。
この流れによって伊豆諸島周辺の漁業にもかなり関係していて、調査でも興味深い結果が
出ているそうです
伊豆諸島という島に黒潮が当たることで、島影効果やカルマン渦といった流れが起こり、
島に黒潮が当たり島裏にあたる黒潮の下流域で生物量が多くなることが分かった。
黒潮は表面は凸凹していて、暖水の時計回りの渦の塊でできているなんて
とても勉強になりました
今回もとても充実したフォーラムとなり、ほんと参加して良かった!!
実行委員のみなさん、本当にありがとうございましたm(_ _)m