睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

散文:よわいこころと足をひきずって・北風とマント・「星降る街角」敏いとうとハッピー&ブルー

2019-11-05 12:24:50 | 唄は世につれ風まかせ
 
 
 
 
道路から谷川を渡る細く華奢にみえたあの木の橋は
まだ無事だろうか。
 
玄関から座敷を通り抜け一気に裏山まで風が吹き渉る、
小栗村のあの民宿はまだ営業しているだろうか。

ぼくの左上半身が透けて写ったあの部屋はまだ存在
しているだろうか。
 
疑問符がいっぱいだから
行かなくちゃ
よわいこころと足をひきずって。
 
いそぎすぎた
はしりすぎた
まもりすぎた
憂鬱

こころがなよっているときはいままで
見たことがない自然のなかにつかりたい
圧倒的なNature Powerに埋まりたい。

山の家ではダメなんだ
仕事をしてしまうから。
 
太陽に背を向けて坐ると背中が熱くなる
着こんだ綿入れハンテンを脱いだ。

後ろの首すじが陽に焼けそうで
亡き父の赤銅色をおもいだして
おもわずハットをかぶった。
 
鏡に写る姿が滑稽だけどww
笑えるだけいいのさ。
 
 
アニメ 北風とマント
 
 
 
肥後守でデッサン用の鉛筆を削る
2B~6Bまで芯が太くて柔らかい
シュッシュッと削れるのが楽しくて
24本ありったけの鉛筆を全部削った。

肥後守は4000番の砥石に軽くかけ、
ミシン油を薄く塗って鞘におさめた。
鉛筆は白釉の萩の湯呑に立てた。

南品川上空を斜めに横切りベランダに近づくるANA機を
撮ろう構えたら6DⅡは昨夜のMモード&ISO設定のまま、
直す間もなくANA機はゆっくり飛び去った。

午前中はもうこれでおしまい
自分を遊ばせるのもたいへんだー

 
 
ハマジル(横浜ジルバ)を踊りたくなるような唄を。
 
星降る街角 敏いとうとハッピー&ブルー 1981
 
 
 
 

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